医学界新聞

書評

2026.09.08 医学界新聞:第3589号より

《評者》 群星沖縄臨床研修センター長

 Geraint Fuller氏による『NEUROLOGICAL EXAMINATION MADE EASY, Sixth Edition』の待望の日本語訳がついに出た。長年,多くの医学生や若手医師が,神経学的な検査は「複雑で難しい」と感じ,「何を診るべきか自信がない」という悩みを抱えてきた。本書は,この神経診察への苦手意識を根本から解消するために,極めてシンプルな枠組みを提供するテキストである。

 本書の目標は「流れが見える。意味がわかる。だから,自信が持てる!」こと。従来のベッドサイドでの教育や臨床経験に代わるものではないとしつつも,本書が患者を診る全ての人に自信を与えること。神経診察を行うための必須のスキルを習得し,その結果を解釈するために必要な思考過程を学ぶための入門書となっている。

 神経学は専門的な分野であり,臨床の現場では正確な評価スキルが診断を下す中心であり続けている。本書の最大の特徴は,その徹底した構造化にある。全29章の各項目は,原則として四段構えで解説されている。

 第一段が「背景」,第二段が「何をするか」,第三段が「何がわかるか」,そして第四段が「何を意味するか」である。この構成により,検査の手順と,そこから得られた所見が,最終的に診断や解釈とどう結びつくのか,という思考プロセスを明確に理解することができる。

 本書の構成は網羅的かつ体系的である。「1章 病歴と診察」の総論から始まり,最終章(29章)では「臨床試験に合格する」ための要点がまとめられている。医学生や研修医が臨床試験対策として利用することも推奨されている。

 本書は,診断のコツを含んでいるだけでなく,正しい診察法がわかりやすく記載されている。最も理解しやすいスタイルで図が提供されている。フローチャートによる鑑別のポイントもわかりやすい。例えば,ケルニッヒ徴候の所見の取り方などでは,多くの書籍が不正確な記載をしているが,本書では正しく記述されている。

 ビギナーに限らず,すでに神経診察を極めたベテランにもお薦めできる。医学生,看護学生,看護師,理学療法士,リハビリテーション科や内科レジデントはもちろん,将来,神経内科や脳神経外科などの専門医をめざす者にも役に立つだろう。

 翻訳に当たっては,神経診察の要点が頭にすっと入ってくるよう,わかりやすい箇条書きの文章を中心に,対話を意識した訳出が心がけられており,読みやすい。

 神経診察は,医療者にとっても非常にやりがいのあるスキルである。自信を持って診察スキルを高めたいと願う全ての医療従事者にとって,本書は知識と臨床経験をつなぐ架け橋となる。


《評者》 聖路加国際病院心血管センター循環器内科 副医長 / QIセンター医療の質管理室長

 医学書院から刊行された『港島印ICUドリル』を手にしたとき,私は懐かしさとともに,ある種の熱量を紙面から感じ取った。監修の瀬尾龍太郎先生は,私がかつて研鑽を積んだ神戸市立医療センター中央市民病院(以下,中央市民)での,いわば「兄貴分」のような存在である。同院は,日本屈指の救急・集中治療の症例数を誇る「港島(みなとじま)」の要塞だ。本書は単なる症例問題集ではない。そこには,教科書的な「正解」と,実際の臨床現場で求められる「妥当な判断」との間にある深い溝を埋めるための,極めて高度な仕掛けが施されている。

 本書の白眉は,提示された各設問に対し,中央市民の現役フェローや修了生たちがどの選択肢を何パーセント選んだかという「選択率」が明示されている点にある。回答は「Agree(妥当)」「Controversial(五分五分)」「Disagree(少数派)」の3段階で判定されているが,これが実に示唆に富む。

 集中治療は,エビデンスが不十分な領域や,個別のコンテキストに依存する判断の連続だ。例えば,私自身は日常的に用いることが少ないCardiac Power Output(CPO)について,現場のエキスパートたちの間で高いコンセンサスが得られていたのを目にし,自らのプラクティスを相対化させられる新鮮な驚きがあった。他者の「感覚」を数値で追体験できるこのシステムは,孤独になりがちな臨床決断において,良質なセカンドオピニオンのように機能するのである。

 近年,AIなどの普及により知識の共通基盤が整い,最低ラインの知識は検索や対話型AIで容易に入手可能となった。その上で今求められているのは,エキスパートによる「倫理的な合意形成」である。折しも2026年3月の日本集中治療医学会では,終末期における4学会合同ガイドラインが作成されるが,これもまた多職種による議論を通じて「落としどころ」を見つける旅にほかならない。

 ガイドラインから日常診療に至るまで,現在は「合意形成の方法」や,それをいかに実臨床に落とし込むかという「実装」の価値が高まっている。本書はまさにその点に全神経を集中させ,情報をまとめあげた一冊といえる。個人的には,「Threshold approach」を用いた臨床決断プロセスの論理的な解説や,随所に挟まれるコラム「みなとじまコーヒーブレイク」のトピックの鋭さに強く惹きつけられた。これらは,まだピンときていない読者にとっても,自らの思考を深める大切なきっかけになるはずだ。

 最後になるが,本書には門外不出ともいえる「みなとじまプロトコル」がふんだんに盛り込まれている。集中治療を学び始めたばかりの若手はもちろんのこと,私はむしろ,プラクティスが固定化されがちな指導医層にこそ,一度目を通していただきたいと願う。自らの判断が「港島の流儀」とどうズレるのか,あるいはどう一致するのかを突きつけられる体験は,臨床家としての古くなったOSを再起動させる貴重な機会となるだろう。本書が多くの臨床家を救い,ひいては多くの患者への「納得解」につながることを確信している。


《評者》 府中恵仁会病院病 院長・足の外科センター長
聖マリアンナ医大 名誉教授

 「奈良医大足の外科診療班」は,わが国のみならずアジアにおける足の外科診療をけん引してきた中心的存在である。その礎は高倉義典名誉教授によって築かれ,北田力先生をはじめとする同門の先生方により,臨床と研究の両輪で体系化されてきた。そしてこの流れを大きく発展させ,今日の奈良医大足の外科の姿を完成させたのが,16年にわたり主任教授を務められた田中康仁先生である。本書は,2025年3月末日をもってご退官された田中先生の在任期間に培われた臨床哲学と手術手技を,奈良医大足の外科診療班総力でまとめ上げた,「田中康仁時代の足の外科」の集大成とも言うべき一冊である。

 『我々の足の外科――手術手技アトラス』というタイトルと表紙を目にしたとき,私は津下健哉先生の名著『私の手の外科――手術アトラス』(南江堂)を思い起こした。一人の外科医の思想と技を後世に伝えた同書と同様に,本書もまた,奈良医大足の外科,そして田中先生の臨床哲学を次世代へと継承する書であると感じた。足の外科医が必ず遭遇する代表的手術について,手術適応,術式選択,手技の要点,ピットフォールまでが簡潔に整理されており,今後長く読み継がれる名著となるであろう。手術前に読み返し,注意点とコツを確認するのに適した分量であり,「明日からの手術にすぐ役立つ書」という評価がふさわしい。

 本書は総論と各論から構成される。総論では,足関節,足趾,足関節鏡の各アプローチが原則2ページ以内に簡潔にまとめられ,体位への言及を含め,実際の手術室での判断を強く意識した記載が随所にみられる。皮切から深部展開に至るまでの要点に加え,「ここがPoint」では,術者が陥りやすいピットフォールとその回避法が具体的に示され,長年多くの症例と向き合ってきた臨床家の視点が色濃く反映されている。各論で特筆すべきは,全ての項目で「手術適応」と「保存療法の限界」が明確に示されている点である。これは田中先生が一貫して強調してこられた治療選択の核心であり,本書全体を貫く思想でもある。「いかに手術を行うか」だけでなく,「いつ,なぜ手術を選択するのか」を明確に示す姿勢は,若手のみならず中堅・ベテランの足の外科医にとっても大きな指針となる。

 奈良医大足の外科診療班が長年にわたり培ってきた手術手技のエッセンスが,豊富な写真とイラストと共に凝縮された,極めて実践的な手術手技書である。本書は単なるアトラスにとどまらず,田中先生が築き上げてきた足の外科診療の哲学と技を,次世代へ確実に手渡すための記録でもある。手術に臨む前,誰もが一度は手に取りたくなる一冊となるであろう。

 末尾ながら,同じ時代に整形外科医として歩み,足の外科に情熱を注いできた同級生の一人として,田中先生の長年にわたるご尽力とご業績に,心からの敬意と感謝を表したい。


《評者》 国際医療福祉大大学院 教授・婦人科学
赤坂山王メディカルセンター 院長

 『標準産科婦人科学』は,長年にわたり産婦人科領域の基礎から最新知見までを体系的にまとめた,わが国を代表する教科書である。本書は1994年に初版が刊行されて以来,すでに第6版となり,改訂のたびに時代の要請を反映しながら進化を続けてきた。本版では,診療ガイドラインの更新,研究手法の変化,社会的課題の顕在化など,多様な要素が丁寧に取り込まれており,教科書としての完成度がさらに高まっている。最新版は,臨床現場の変化と学術的進展を的確に反映し,教育用テキストとしてだけでなく,学生・研修医から専門医まで幅広い層にとって,知識の整理とアップデートを可能にする構成となっている。

 本書の章構成は,基礎的事項から臨床的応用へと自然に導く論理的な流れを備えている。症候論を含む産婦人科診療,さらに解剖・生理といった基礎医学的内容から始まり,婦人科編と産科編に大きく分けられ,それぞれ,内分泌学に根ざした生理学,疾患管理,ホルモン療法,加齢に伴う変化,悪性腫瘍を含む婦人科疾患や手術療法,生殖医療,女性医学,さらに妊娠・分娩・産褥といった周産期医療の一連の流れが的確にまとめられ,段階的に展開される構造は,初学者にとって理解しやすく,研修医や実地医家にとっても知識の再整理に役立つ。各章の冒頭に配置された構成マップやポイントといった要点整理,図表を活用した視覚的説明は,学習導線を明確にし,読者が迷わず読み進められるよう工夫されている。また,特筆すべきこととして,本書の記載内容に関連する画像や動画をWeb上で利用可能としている。

 『標準産科婦人科学』は,改訂のたびに時代の要請を反映しながら進化を続けてきており,学生,研修医,専門医,研究者のいずれにとっても価値のある教科書である。教育的配慮と臨床的実用性が高いレベルで両立しており,産婦人科領域の知識を体系的に整理したい読者にとって最適な一冊である。今回の改訂により,現代の医療環境に即した内容がさらに充実し,教科書としての完成度が一段と高まったといえる。


《評者》 関西医大病院 看護部長

 本書は,いまあらためて看護師に求められている国際的視野を,学びの出発点として提示する一冊である。著者の近藤麻理先生は国際看護教育・実践の重要性を長年訴え,本書はその基本理念をやさしい言葉と具体的な問いかけで示している。国際看護というと「海外で働く看護師」を連想しがちだが,本書はその狭義のイメージから読者を解き放ち,「国際的な視点とは何か」という本質的な問いへと導く構成になっている。

 第3版は,世界情勢が刻一刻と変化する現代の状況を受け,コラムや各章の内容が刷新され,より多くの情報に触れられるようアップデートされている。日本国だけに視点を限定せず,国境・文化・価値観の違いが日常的に交差する社会だからこそ国際看護が不可欠であるという前提が強調されている点は,特に基礎教育課程の学生やキャリア初期の看護職にとって有益であろう。

 本書の大きな特徴は「知る」「考える」「実践する」という三段階の学習プロセスを重視していることである。単なる知識の羅列ではなく,読者自身が問いに向き合い,考察する時間を持つように工夫されている。例えば,国際機関や国際保健の仕組み,異文化理解,健康格差と社会的背景,災害時の看護の役割などのトピックスが取り上げられ,それぞれの章末には思考を促すコラムやチェックポイントが配置されている。これにより,読者は「国際看護とは何か」を受動的に学ぶだけではなく,自分自身の看護観・価値観と照らし合わせながら深く考えることができる。

 また,本書は単なる概論書ではなく,実際の学びや行動につなげるためのヒントが豊富に含まれている点も評価できる。国際的な看護活動の紹介例や関連リソース,参考図書・サイト・映画などが紹介され,読者が自ら情報を選択・獲得するための足がかりを得られる。国際協力機関や多文化社会へのアプローチ,看護師のグローバルなキャリアパスに関する情報,特に将来の進路選択を考える学生や若手看護師にとって貴重な指針となるだろう。

 読み進めるうちに気付かされるのは,本書が説いているのは単なる「外国人への対応術」ではないということである。それは,目の前の「その人」がどのような価値観を持ち,何を大切に生きているのかを深く知ろうとする,看護の本質的な姿勢そのものである。言語や文化の壁があるからこそ,私たちがより丁寧に,より謙虚に相手を理解しようと努める,そのプロセスこそが,あらゆる患者に対する看護の質を向上させるのだという近藤先生のメッセージは,読者の胸に深く響く。

 最後に,本書が示す「国際的視点に基づいた看護の本質」は,これからの医療現場でますます重要になると感じている。ぜひ,教育にかかわる教員や臨床で指導的立場にある看護師の皆さまにも,本書を学生や若手看護師に薦めていただき,学びの広がりにつなげていただければ幸いである。


《評者》 日本薬剤師会 副会長

 薬学的専門性を臨床で発揮するための「知」が改版された。

 数多くの専門領域で刊行されている「レジデントマニュアル」シリーズの中で,薬剤師の専門性と臨床現場での役割を,多面的な視点から再定義する意欲的な試みが本書の初版が発刊された思いと理解している。そして本書に込められているであろうもう一つの思いを推察した上で,本書の意義を紹介したい。もちろんこれは,本書を紹介させていただく者の私心だと思ってほしい。

 本書の初版は薬学教育が6年制となり,その課程を修了した薬剤師が初めて社会に出た年度に発刊されている。医師の世界には初期臨床研修,いわゆるレジデント制度が法制化されているが,薬剤師には同等の全国的基盤を持つ制度はない。高度化・多様化する医療需要に向き合う中で,薬剤師の臨床能力をいかに育成し,いかに標準化していくかは,長らくの課題であり,またこれからも課題なのかもしれない。その意味で,「レジデント」という言葉を薬剤師教育の文脈に取り入れることには,単なる流行的ネーミングを超えた,専門職としての自己改革への意思が含まれていると感じる。レジデント(resident)とは本来,「居住者」であり,病院という臨床現場に身を置くことを指している。その中で経験を積み重ね,自身の能力を磨いていくのだろう。この概念を薬剤師に適用するならば,臨床薬学の専門技能を現場で鍛え,患者のアウトカムに責任をもって関与する薬剤師像なのだと考える。この名称が示すように,本書は薬剤師に対し,制度の有無を超えて“レジデント的姿勢”を持つことを促すのだろう。現場に深く入り込み多職種で連携できることが,患者の変化を正確に,敏感にとらえることであり,そうなりたいと思う姿勢が,常に学び続ける姿勢なのだと思う。その姿勢こそ,薬剤師が医療チームに不可欠な専門職として存在意義を高めていく鍵となるだろう。本書の構成は,まさにそのような臨床現場で生じる不安を払拭し,責任を持って対応することに寄り添う形で組まれており,携行してすぐ手に取れるような形態としていることは言をまたない。

 また第4版では,治療ガイドラインの更新や新規薬剤情報の反映にとどまらず,薬剤師が多職種チームの一員として意思決定に参加する際に必要な情報が丁寧に整理されている。がん領域にも多くのページを要しているが,これも日々進化する薬物療法に対応しているものであり,個別化医療のためのバイオマーカーによる薬剤選択の時点から紹介された結果なのだろう。

 これらの全てを内包し,今後の薬剤師が直面する臨床実践の核心を,体系的かつ実践的に整理した一冊であり,臨床の場に立った者の必携の書,と紹介したい。


《評者》 助産師
赤ちゃん訪問指導員
獨協医大大学院 特任准教授

 本書は母乳育児支援の基礎知識から臨床技術までを体系的にまとめたテキストであり,10年ぶりの改訂版として刊行された。母乳育児の重要性はもちろん,母親が抱えやすい悩みにどのように寄り添い,支援者として何を根拠にどのように判断してかかわっていくのかが丁寧に整理されている。支援者に必要な知識と技術を網羅した一冊である。今回の改訂では,「母乳育児とデバイス(装置,道具)」および「産後ケア」「働く親への支援」の内容が新たに追加され,父親への支援についても触れられており,現代の母乳育児支援に求められる視点がより補強されている。写真やイラストでわかりやすく解説されている点も,本書の大きな魅力である。

 母乳育児支援に携わる者であれば,「助産師さん(ほか医療職者)によって言うことが違ってて……」という母親の言葉を,一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。母乳育児に関する支援やメッセージは,施設や地域,個々の助産師の経験や学びによって少しずつ異なり,時に母親に混乱をもたらすことがある。一方,育児のスタートである母乳育児に関する「正解」は必ずしも一つではなく,母親が自分と赤ちゃんに合う方法を見つけていく過程そのものが大切であることも助産師らは日々の支援の中で実感している。その過程を支えるためにはどのような支援が必要であろうか。

 母乳育児は,出産後の母親にとって気がかりの上位を占める。20年近く,赤ちゃん訪問指導員として地域の母子とかかわらせていただいている中で,母乳育児が軌道に乗っている母親ほど,表情に安心している様子がうかがえる。母親の安心や授乳への自信は,その後の育児にも前向きな影響を与えるであろう。さらに,母乳育児から得られる達成感は育児における母親の自己肯定感に寄与するなど,母乳育児への支援は非常に重要である。私自身,3児を母乳育児で育ててきたが,第1子において「もう少し早く母乳育児を終えてもよかったのかな?」と笑う私に,助産師さんからかけられた「不足はないわ。やりきった感があるでしょ」というメッセージは忘れられない言葉である。母乳育児において,この「やりきった」という感覚はとても大切であると考える。

 母親が産後に自信を持ちながら母乳育児を楽しみ,達成感を味わうためには,母親自身の努力だけではなく,助産師をはじめとした医療職者や,地域,社会のサポートが重要である。母乳育児のメリットを丁寧に伝えることに加え,母親の状況に合わせて,根拠に基づく評価や具体的な技術支援を「適切な時期に適切な支援」として届ける必要がある。そのために,信頼できるエビデンスに基づき,さまざまな課題への解説を示してくれる本書は,支援者にとって心強い一冊となるであろう。

 母親が授乳や育児において,自分と赤ちゃんに合う方法を見つけていくように,医療職者も自身の支援の在り方を整え,ブラッシュアップしていくことが望まれる。母乳育児にかかわる全ての方が,本書から得られる多くの示唆によってより良い支援の在り方を探求し,「母乳で育てたい」という全ての母親の願いが叶えられることを期待する。