連載
臨床研究・疫学研究のための因果推論レクチャー(終了)
研究は初学者でなくても難しく感じてしまうもの。質が高く示唆に富み,興味深い臨床研究・疫学研究を行うために,因果推論の考え方と具体的な方法を解説します。
杉山 雄大(すぎやま・たけひろ)氏 国立国際医療研究センター研究所糖尿病情報センター医療政策研究室長/筑波大学医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野教授
2006年東大卒。12年米カリフォルニア大ロサンゼルス校(ヘルスサービス)修士課程,14年東大大学院医学系研究科博士課程修了。17年国立国際医療研究センター研究所糖尿病情報センター医療政策研究室長,18年より筑波大医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野准教授を兼務。専門はヘルスサービスリサーチ,医療政策,糖尿病。
井上 浩輔(いのうえ・こうすけ)氏 京都大学大学院医学研究科社会疫学分野助教/米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校
2013年東大卒。国立国際医療研究センター,横浜労災病院内分泌・糖尿病センターの勤務を経て,21年米カリフォルニア大ロサンゼルス校(疫学)博士課程修了。同年より現職。専門は臨床疫学,内分泌代謝学。
後藤 温(ごとう・あつし)氏 横浜市立大学大学院データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻教授
2004年横浜市大卒。12年米カリフォルニア大ロサンゼルス校(疫学)博士課程修了。国立国際医療研究センター上級研究員,国立がん研究センター室長などを経て,20年より現職。専門は疫学,公衆衛生学,糖尿病。
【全14回のPDF一覧はこちらから】
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[第14回] 因果推論の理解を深め,人と社会が健康な未来の実現を
2022.05.09
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[第13回] 中間因子を用いて因果効果を推定する
2022.04.04
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[第12回] 集団に対する曝露・介入の効果推定
2022.03.07
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[第11回] 操作変数を用いて因果効果を推定する
2022.02.07
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[第10回] 想定できるバイアスを定量化する
2022.01.17
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[第9回] 曝露がアウトカムに及ぼす影響をひもとく
2021.11.29
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[第8回] 集団ごとの効果の違いに目を向ける
2021.11.01
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[第7回] 時間とともに変化する曝露を扱う
2021.10.04
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[第6回] 傾向スコア分析を用いて交絡を調整する
2021.09.06
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[第5回] 多変量回帰モデルを因果推論に用いる
2021.08.02
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[第4回] 層別解析により因果効果を推定する
2021.07.05
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[第3回] 因果推論にDAGを活用する
2021.06.07
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[第2回] そもそも因果推論とは何か?
2021.05.10
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[第1回] 因果推論で医学研究を身近で素敵なものに!
2021.04.05