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アニメーションで学ぶ心エコー

連載 松永圭司

2024.11.27

第3回は長軸像について勉強していきます。今回の範囲は,研修医の先生が臨床で心エコーを当てる時を想定した内容になるので,前回よりは少し難しいかもしれません。難しいと感じた方は,第2回で紹介した短軸像の動画をしっかり理解してから,今回の動画を見ていただければ幸いです。

今回紹介したviewが理解できると,心電図判読で異常を疑った部位の正確な診断につなげられることや, 反対に心エコーでの壁運動異常をきっかけにわずかな心電図変化に気が付くこともあります。特にST上昇型心筋梗塞(ST-segment elevation myocardial infarction:STEMI)の部位推定では役に立つことでしょう。

心電図検査と心エコー検査がお互いに助け合うという点で,臨床的に重要な内容の一つだと思いますので,そのあたりの魅力についても意識しながら動画を見ていただけたらうれしいです。

わからなければ動画をcheck!
・短軸像を見た時に,大動脈・左心耳・右心室の場所がイメージできますか?

・心尖部左室長軸断面(心尖部三腔断面)でどの角度で心臓を見ているのかイメージできますか?


 


 

わからなければ動画をcheck!
・傍

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