医学界新聞


排便トラブルの“なぜ!?”がわかる(終了)

便秘症状を慢性的に抱える日本人は数百万人以上存在するとされ,とりわけ70歳以上の高齢者に便秘症状が多く認められる。排便状況は患者のQOLを左右する問題の1つであり,個別化された対応が望ましいものの,スタッフの業務負荷増ともなり得る。一方で近年,新規薬剤の登場,エコーを用いた観察法の普及など,排便ケアを取り巻く環境が変化しつつある。本連載では排便トラブルがなぜ起こるのかに注目して,明日からの臨床に役立つポイントを紹介していく。 

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札幌医科大学医療人育成センター教育開発研究部門 准教授/ 総合診療医学講座 兼任

2002年富山医薬大(当時)卒。同大内科学第三講座(消化器内科)入局。08年生理学研究所・岡崎統合バイオサイエンスセンター細胞生理研究部門に国内留学。15年富山大医学部医学教育センター助教。19年同大病院第三内科診療講師。22年9月より現職。これまでに急性腹症診療ガイドライン作成委員,慢性便秘症診療ガイドライン作成委員などを務める。著書に『うんこのつまらない話』(中外医学社)。

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