看護のアジェンダ
[第246回] 「リーダーが本当に語るべきこと」から
連載 井部 俊子
2025.07.08 医学界新聞:第3575号より
2025年度の看護管理塾(聖路加国際大学看護リカレント教育部主催)第2章は私の担当である。「マネジメントに取り組む」がテーマとなっている。看護管理塾では毎回,担当する講師(ファシリテーターと称している)が運営計画を提示して意見交換するのがならわしである。
リーダーの「語るべきこと」
私は,先日届いたDiamond Harvard Business Review 4月号で興味を持った小さな記事「リーダーが本当に語るべきこと」(エイミー・ジエン・ス著,編集部訳)を要約して意見交換の場で示した。「語るべきこと」は5つあった。
・自分のキャラクターに正直に語る
あなたが何者か,何があなたの言葉を導いているのかを語る。
・文脈を踏まえて語る
背景の説明や認識の共有を省略して,いきなり細かい話から始めないようにする。
・明快さを持って語る
目まぐるしく変化するビシネスの世界では,リーダーは明快に語ることによって,チームを優先事項に集中させ続けなくてはならない。
・相手を知ろうとする語り
リーダーには,指示を与え,情報を伝え,重要な決定を下す責任がある。だが,自分は全てを知っているという態度でそれを行うと失敗する。
・相手とのつながりを求めて語る
つながりを保つ話し方として,ストーリーテラー,感謝し承認する,会議を始める前の雑談などが効果的である。
キャラクターとパーソナリティ
以上を説明した上で,続けて参加者である古閑慎一郎さん(組織・人材開発コンサルタント)と次のようなやり取りを行った。
私:1つ目の「自分のキャラクターに正直に語る」で言うところのキャラクターがよくわからないです。
古閑:キャラクタ
この記事はログインすると全文を読むことができます。
医学書院IDをお持ちでない方は医学書院IDを取得(無料)ください。
いま話題の記事
-
対談・座談会 2026.01.16
-
2026.01.13
-
医学界新聞プラス
生命の始まりに挑む ――「オスの卵子」が誕生した理由
林 克彦氏に聞くインタビュー 2026.01.16
-
新年号特集 免疫の謎を解き明かす
ノーベル生理学・医学賞 受賞記念インタビュー
制御性T細胞が問いかける,自己と非自己の境界線対談・座談会 2026.01.13
-
医学界新聞プラス
[第4回]喉の痛みに効く(感じがしやすい)! 桔梗湯を活用した簡単漢方うがい術
<<ジェネラリストBOOKS>>『診療ハック——知って得する臨床スキル 125』より連載 2025.04.24
最新の記事
-
2026.01.13
-
新年号特集 免疫の謎を解き明かす カラー解説
マウスとヒトの知見が交差する免疫学寄稿 2026.01.13
-
新年号特集 免疫の謎を解き明かす
ノーベル生理学・医学賞 受賞記念インタビュー
制御性T細胞が問いかける,自己と非自己の境界線対談・座談会 2026.01.13
-
新年号特集 免疫の謎を解き明かす
ヒト免疫の解明は医療に何をもたらすのか対談・座談会 2026.01.13
-
新年号特集 免疫の謎を解き明かす
臨床免疫学が迎えるパラダイムシフトインタビュー 2026.01.13
開く
医学書院IDの登録設定により、
更新通知をメールで受け取れます。


