第22回梓会出版文化賞
医学書院が特別賞を受賞
2007.02.05
第22回梓会出版文化賞
医学書院が特別賞を受賞
2006年12月1日,第22回梓会出版文化賞の選考結果が発表され,医学書院が特別賞を受賞した。
梓会は1948年,有志出版社によって,戦後の出版と読書文化の復興を目標に設立されたもので現在では中堅出版社111社が加入する出版文化事業団となっている。出版文化賞は,わが国の出版文化に貢献している出版社の中から毎年1社を選びその業績を顕彰するもの。対象は年間5点以上の書籍を刊行し,10年以上にわたり継続して出版活動を行っている出版社。
第22回の本賞は,北海道出版企画センター。特別賞は医学書院のほか,編集工房ノアが受賞した。医学書院の特別賞は,『認知症と診断されたあなたへ』『患者の声を医療に生かす』などの医療者と一般読者の間をつなぐ試みや,『健康格差社会』での経済格差が健康格差を生んでいる実態の告発など,従来の医学書の枠組みにとらわれない試みが評価され,受賞にいたった。
2007年1月に都内で行われた贈呈式で,医学書院・金原優代表取締役は「医学領域と他の専門領域の“間”,医療職と患者本人の“間”に新しい知的フィールドがあるのではないか。『ケアをひらくシリーズ』をはじめとした領域横断的な出版物はそうしたフィールドを意識したもの。今回の受賞は,企画の趣旨と弊社の方向性を認めていただいたことだと思う」と受賞の喜びを述べた。
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