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『PT・OT・STのための臨床5年目までに知っておきたい予後予測の考えかた』より

連載 庵本直矢

2023.04.21

 新人や若手の療法士にとって,自身の受け持つ対象者の疾患や障害がどの程度改善するかを正確に予測することは簡単ではありません。予後について先輩やベテランに意見を仰ぐも,主観や感覚に依るところもあり何を参考とすべきか迷うケースも多いのではないでしょうか。そこで,参考となるのがリハビリテーションを実施する中で機能障害がどのような経過をたどるのかを調査した予後予測研究です。このたび刊行された書籍『PT・OT・STのための臨床5年目までに知っておきたい予後予測の考えかた』では,実臨床における予後予測研究の活かしかたや,最新のエビデンスを基に疾患別の予後予測の方法が解説されています。

 「医学界新聞プラス」では本書のうち,「予後予測の重要性」「全身管理における脊椎・脊髄疾患の機能予後予測」「脳血管疾患の予後予測に必要な上肢機能のアウトカム」の項目をピックアップし,3回に分けて紹介します。


 

  • POINT
  •  脊椎・脊髄疾患の要因と生命予後を理解する
  •  脊椎・脊髄疾患に頻発する合併症による影響と,その予防策を理解する


 

 

 脊椎・脊髄疾患は永続的かつ重篤な神経機能障害を引き起こす可能性があり,QOLの低下を招く.脊椎・脊髄疾患による神経機能障害は,損傷を受けた髄節およびそれ以下のすべての髄節レベルで発生する(中心性脊髄損傷を除く).神経機能障害としては,不全麻痺,感覚障害,反射異常,自律神経機能障害を生じることが多く,部分的(不完全)に生じることもある.神経機能障害を呈する脊髄疾患としては,外傷性脊髄損傷(traumatic spinal cord injury;TSCI)と非外傷性脊髄損傷(nontraumatic spinal cord injury;NTSCI)に大別される1).TSCIは文字どおり,転倒や事故などによる外傷によって急激に引き起こされるものであり,NTSCIは身体への外傷性の力によって引き起こされたものではない脊髄損傷(spinal cord injury;SCI)と定義される.

 SCIは多臓器にも及ぶ外傷や複雑な病因により生じ,多種多様な機能障害や二次的な合併症を呈するため,多面的な評価が必要となる.そして,評価結果に機能予後の予測指標を照合し,目標設定や治療方法の立案,当事者や家族への指導を行うことが,機能予後だけでなく生命予後をも大きく左右する.本項では,TSCIとNTSCIの生命予後や合併症に関する予後予測を示し,療法士が取り組むべき合併症の予防についても言及する.

1 疫学と生命予後における予後予測

1 外傷性脊髄損傷(TSCI)

 TSCIの要因は,転倒・転落,自動車関連の事故,スポーツに関連した事故,暴力などさまざまであるが,近年では自動車事故と転倒・転落が最も一般的な要因である(表2-51).自動車事故に関しては若年男性が多く,転倒に関しては高齢者に多い2).また,諸外国では受傷後の死亡率が1.4%3)や20.0%4)などと大きく異なっており,経済・医療情勢の差が大きく関与している5).受傷後の死亡率は年齢と関係しており,60歳以上の受傷者の死亡率は60歳未満の受傷者よりも高く2),死亡率は受傷後1年以内が最も高くなり,死因の大半は循環器疾患や呼吸器疾患といった合併症によるものであったと報告されている6).さらに同報告にて,糖尿病や心疾患,喫煙歴といった生活習慣に由来する因子が潜在的に死亡率に関連していると述べられていることから,生命予後には予防や治療が可能である因子が影響することがわかる.

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表2-5 脊髄損傷(SCI)の病因と各病因における寿命の推定減損

CI:confidence interval(信頼区間),EYOLL:estimated years of life lost,* 統計的有意差あり
対照群は米国ミネソタ州のSCIでない者(年齢・性別・フォローアップ時の日付をマッチング)とし,退院から退院後10年までの期間のEYOLLを計算した(退院後10年間生存した患者はEYOLLが0,6.5年で死亡した患者はEYOLLが3.5であるということを意味する).
〔Hatch BB, Wood—Wentz CM, Therneau TM, et al:Factors predictive of survival and estimated years of life lost in the decade following nontraumatic and traumatic spinal cord injury. Spinal Cord 55:540—544, 2017より改変〕

 また,損傷レベルと機能障害の程度も死亡率にかかわっており,残存機能レベルが第1~第4頸椎(C1~C4)の四肢麻痺,および米国脊髄損傷協会(American Spinal Injury Association;ASIA)が開発した機能障害尺度(ASIA Impairment Scale;AIS)におけるA(完全麻痺)のグループで有意に死亡率が増加すると報告されている7,8).さらに,TSCI患者2,014名について行われたコホート研究9)によれば,25~65歳で受傷した者の推定平均余命は,健常者に比してC1~C4のAIS A~C〔B:運動は完全で感覚は不完全麻痺,C:損傷高位以下で運動機能が温存され,麻痺域のkey musclesの半分以上が徒手筋力検査(Manual Muscle Testing;MMT)3未満〕が69~64%,C5~C8のA~Cが74~65%,第1胸椎~第5仙椎(T1~S5)のA~Cが88~91%,AIS D(D:麻痺域の少なくとも半数のkey musclesのMMTが3以上)は97~96%の範囲だったと報告されている.そして,人工呼吸器に依存している場合には急性期の死亡率が高くなると示されており,肺炎や泌尿器系の合併症によっても早期死亡率が高くなることがわかっている10)

2 非外傷性脊髄損傷(NTSCI)

 NTSCIは一般的に,変形性疾患(例:脊柱管狭窄症)や腫瘍性圧迫(例:脊髄腫瘍),炎症性疾患,がん,感染症,心血管疾患,代謝障害などに由来する5).変形性疾患や心血管疾患など比較的高齢者に多い疾患に起因しているため,先進国における平均余命の延伸は,NTSCIの受傷者の増加に多大な影響を及ぼしている.Newら11)は,3,610名のSCIの受傷者からNTSCI患者の特徴を明らかにしており,TSCIの受傷者と比較し①年齢が高い,②男性の割合が低い,③対麻痺の割合が多いことを挙げている.

 また,NTSCIの病因が多様であることから,生命予後を理解するには病因を引き起こす危険因子を把握する必要がある.生命予後の指標としては,Hatchら1)が各病因における平均生存率や時間経過における生存率を算出しており,参考になる(表2-5図2-7).同報告でNTSCI患者の退院時FIMスコアが10ポイント増加すると生存率は27%増加し,退院時FIMスコア<100であることと10年生存率<50%であることの関連性が示されていることから,入院中のリハビリテーションが生存率に影響を与える可能性が見てとれる.

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図2-7 カプラン・マイヤー法による脊髄損傷の生存曲線

〔Hatch BB, Wood—Wentz CM, Therneau TM, et al:Factors predictive of survival and estimated years of life lost in the decade following nontraumatic and traumatic spinal cord injury. Spinal Cord 55:540—544, 2017より改変〕

Key Word
カプラン・マイヤー法
 カプラン・マイヤー(Kaplan-Meier)法は,あるイベントが発生するまでの時間を分析する手法であり,医学においては生存率を評価する手段として頻用される.生存曲線は,横軸に時間,縦軸に生存率を示し,ある時点における生存率の確認や,疾患ごとの差の比較ができる.図2-7を例に説明すると,退院時点から10年後における外傷受傷者の生存率は約8割であるのに対し,転移性がんでの生存率は約1割程度ということが読みとれる.

2 合併症における予後予測と予防

 SCIにおいては,二次的な合併症の発生が生命予後やQOLを大きく左右するとともに,合併症の種類によっては入院期間の延伸や医療コストの増加につながるとも報告されている11,12).そのため,合併症に関する予後予測を念頭におき,その予防を目的としたリハビリテーションを行うことは多方面にわたって重要な意味をなす.

 SCIでは外科的処置を行う必要性が高いが,TSCI後の合併症数は外科的処置のタイミングに依存すると報告されており13),受傷後24~72時間以内に外科的処置を受ける重要性が提唱されている.また,SCIの場合は多種多様な神経機能障害も相まって,安静臥床の時間が延伸しやすい傾向にある.安静臥床は,各種合併症を引き起こすリスクを高めるため,早期からのリハビリテーションが重要な意味をなす(MEMO).

MEMO
安静臥床が全身に与える影響
安静臥床による身体の不活動状態は,全身にわたり以下のような二次的な弊害をもたらす14)
筋骨格系:筋肉量の減少・筋力低下・骨密度低下・関節拘縮
循環器系:循環血液量の低下・最大酸素摂取量低下・静脈血栓
呼吸器系:酸素運搬能の低下・肺障害
消化器系:便秘,腹部の張り,痛み
泌尿器系:尿路結石
精神神経系:活力の減退やせん妄
 これらは,疾病の有無にかかわらず生じる可能性があるが,疾病がある場合はさまざまな要因(例:運動障害や自律神経障害など)によって,これらの弊害を引き起こしやすくなっていると考えるのが妥当であり,高齢であればなおさらのことである.

 わが国では頸髄損傷者の死因について縦断的に検討されており,合併症が生命予後に与える影響を知ることができる15).1950~1970年前後における死因の割合は,呼吸器障害が36.5%,尿路障害が22.2%,悪性新生物が11.1%であったが,2000年前後には呼吸器障害が48.9%,悪性新生物が10.4%,心疾患7.4%となっており,泌尿器科的な管理の進歩による腎不全の減少や抗菌薬の開発で,尿路障害による死亡率は激減している.しかし,高齢化に伴って,肺炎や誤嚥,生活習慣病の合併などが原因である呼吸器障害,心疾患による死亡率は高い割合を占めている.

 TSCIとNTSCIで生じる合併症は類似しているものの,発生率は異なる.McKinleyら16)は,NTSCI患者38名とTSCI患者79名で合併症の発生率を比較した結果,深部静脈血栓症,褥瘡,痙性,自律神経反射異常,起立性低血圧,肺炎の発生率がTSCI患者で有意に高かったと報告している.また,Geddeら17)はNTSCI患者72名とTSCI患者102名で比較した結果,TSCI患者では尿路感染症の頻度が高いが,肺炎や神経因性疼痛の発生率に有意差はなかったとしている.さらにRouleauら18)は,NTSCI患者81名とTSCI患者94名で比較した結果,TSCI患者では神経因性膀胱,腸管や尿路感染症,褥瘡の発生率が高かったものの,神経因性疼痛の割合は同程度であったとしている.NTSCI患者の多くはTSCI患者よりも合併症の有病率が低いことの理由として,Newら19)は,外傷がないことや完全損傷の割合が低いことを挙げている.

 以下に病因を問わず頻発する合併症のなかで,特に予防的管理や対応策の必要性が高い合併症に関する予後予測と予防策について記載する.

1 呼吸器障害

 SCI患者の死因として,肺炎や誤嚥は大きな割合を占める.そのなかでもASIAの評価尺度におけるグレードがA~Cの四肢麻痺においては,呼吸器関連の合併症による再入院のリスクが高い20).また,損傷レベルだけでなく,年齢や損傷からの期間,喫煙歴,体格指数(BMI)はSCI患者の呼吸機能に影響を及ぼす重要な因子である21).特に高位の脊髄損傷者では,横隔膜の機能低下により呼吸効率が低下するほか,胸腰髄損傷者においても,健常者に比べて低活動に陥ることから,肺活量および最大酸素摂取量が低下する.そのため,早期から呼吸補助筋の強化や維持,関節拘縮の予防や適切なシーティングによる良肢位の保持などを実施するほか,呼吸機能の維持・改善のために入院・在宅生活において活動量をしっかりと保つ必要がある.

2 循環器障害

 循環器障害による深部静脈血栓症や低血圧,浮腫も頻発する合併症である.第6胸髄(T6)よりも高位の麻痺では徐脈かつ低血圧となりやすく22),一般に弾性ストッキングや腹帯などの予防を施すことが多い.また,常に活動量を維持して安静臥床を避けること,さらに高蛋白食摂取下での運動が循環血液量の増加をもたらすため,運動の継続も推奨されている.

3 排尿障害

 排尿管理は腎機能に多大な影響を与えることから,生命予後にも大きく関与する因子である.現在は,尿路感染症による死亡率が医療の発達とともに減少傾向にある15).しかし,再入院の要因としては尿路感染症を含む泌尿器系合併症は上位にあり20),入院中の患者・家族指導は重要である.頸髄損傷者の場合,夜間の多尿に悩まされるケースも多いため,就寝前の飲水制限や日中の弾性ストッキング着用,トイレまでの導線を確保するといった指導を行う.さらには,高圧排尿を避けることや適切な水分量を摂取することにより腎機能を保護し,清潔管理を徹底することで感染症の予防に努める必要がある.

4 褥瘡

 褥瘡は,病期や病因を問わずSCI患者において頻発する合併症であり,再入院の大きな要因でもある21).急性期~亜急性期においては,臨床的要因として,外傷時の骨や内臓損傷の存在や喫煙の有無,肺疾患の病歴,精神状態,尿失禁の有無,化膿の有無,救急治療室に到着したときの低血圧の有無のなかで,低血圧の有無のみが褥瘡発生の関連因子として明らかであると示されている23).生活期においては性別,学歴,失業の有無,喫煙の有無といった人口統計学的な観点やASIA分類による麻痺の程度が重症であること,深部静脈血栓症や肺炎,下肢の骨折や自律神経反射障害などの合併症がリスクを高めるとされている24).褥瘡発生の有無は,車椅子のシーティングや臥位でのポジショニング指導,栄養状態の管理,基本動作やADL時の動作方法にも依存する.そのため,定期的なプッシュアップによる除圧や体位変換の実施,スキンケア,栄養状態や褥瘡の有無の定期的チェック,褥瘡の危険因子についての情報共有といった多職種による全身管理・動作指導が,予後を大きく左右する.また,ベッドマットや車椅子クッションの選定,皮膚への干渉が少なく通気性のよい衣服の選択などの環境設定による予防も重要である.

おわりに

 SCI後には,生涯にわたる包括的医療・福祉的アプローチが必要となることが多い.近年では,高齢者のSCI症例が増加しており,若年者と比較して合併症が生命予後に与える影響が大きい.われわれ療法士は,生命予後や合併症に関する予後予測指標を活用し,早期からの合併症対策や患者・家族指導に努める必要がある.

  • 文献
  • 1)Hatch BB, Wood—Wentz CM, Therneau TM, et al:Factors predictive of survival and estimated years of life lost in the decade following nontraumatic and traumatic spinal cord injury. Spinal Cord 55:540—544, 2017
  • 2)Pickett GE, Campos—Benitez M, Keller JL, et al:Epidemiology of traumatic spinal cord injury in Canada. Spine 31:799—805, 2006
  • 3)Ning GZ, Yu TQ, Feng SQ, et al:Epidemiology of traumatic spinal cord injury in Tianjin, China. Spinal Cord 49:386—390, 2011
  • 4)Löfvenmark I, Norrbrink C, Nilsson—Wikmar L, et al:Traumatic spinal cord injury in Botswana:characteristics, aetiology and mortality. Spinal Cord 53:150—154, 2015
  • 5)Thietje R, Hirschfeld S:Epidemiology of spinal cord injury. Neurological Aspects of Spinal Cord Injury. pp3—17, Springer, 2017
  • 6)Garshick E, Kelley A, Cohen SA, et al:A prospective assessment of mortality in chronic spinal cord injury. Spinal Cord 43:408—416, 2005
  • 7)Strauss DJ, DeVivo MJ, Paculdo DR, et al:Trends in life expectancy after spinal cord injury. Arch Phys Med Rehabil 87:1079—1085, 2006
  • 8)Coll JR, Frankel HL, Charlifue SW, et al:Evaluating neurological group homogeneity in assessing the mortality risk for people with spinal cord injuries. Spinal Cord 36:275—279, 1998
  • 9)Middleton JW, Dayton A, Walsh J, et al:Life expectancy after spinal cord injury:a 50—year study. Spinal Cord 50:803—811, 2012
  • 10)DeVivo MJ, Ivie CS:Life expectancy of ventilator—dependent persons with spinal cord injuries. Chest 108:226—232, 1995
  • 11)New PW, Jackson T:The costs and adverse events associated with hospitalization of patients with spinal cord injury in Victoria, Australia. Spine 35:796—802, 2010
  • 12)Celani G, Spizzichino L, Ricci S, et al:Spinal cord injury in Italia:a multicenter retrospective study. Arch Phys Med Rehabil 82:589—596, 2001
  • 13)Bourassa—Moreau É, Mac—Thiong JM, Feldman DE, et al:Complications in acute phase hospitalization of traumatic spinal cord injury:does surgical timing matter? J Trauma Acute Care Surg 74:849—854, 2013
  • 14)佐藤知香,梅本安則,田島文博:安静臥床が及ぼす全身への影響と離床や運動負荷の効果について.Jpn J Rehabil Med 56:842—847,2019
  • 15)内田竜生,住田幹男,徳弘昭博,他:脊髄損傷者の死因と標準化死亡比.全国脊髄損傷データベース研究会(編):脊髄損傷の治療から社会復帰まで,pp158—168,保健文化社,2010
  • 16)McKinley WO, Tewksbury MA, Godbout CJ:Comparison of medical complications following nontraumatic and traumatic spinal cord injury. J Spinal Cord Med 25:88—93, 2002
  • 17)Gedde MH, Lilleberg HS, Aßmus J, et al:Traumatic vs non—traumatic spinal cord injury:A comparison of primary rehabilitation outcomes and complications during hospitalization. J Spinal Cord Med 42:695—701, 2019
  • 18)Rouleau P, Ayoub E, Guertin PA:Traumatic and non—traumatic spinal cord—injured patients in Quebec, Canada:1. Epidemiological, clinical and functional characteristics. Open Epidemiol J 4:133—139, 2010
  • 19)New PW, Rawicki HB, Bailey MJ:Nontraumatic spinal cord injury:Demographic characteristics and complications. Arch Phys Med Rehabil 83:996—1001, 2002
  • 20)Cardenas DD, Hoffman JM, Kirshblum S, et al:Etiology and incidence of rehospitalization after traumatic spinal cord injury:a multicenter analysis. Arch Phys Med Rehabil 85:1757—1763, 2004
  • 21)Stepp EL, Brown R, Tun CG, et al:Determinants of lung volumes in chronic spinal cord injury. Arch Phys Med Rehabil 89:1499—1506, 2008
  • 22)Furlan JC, Fehlings MG:Cardiovascular complications after acute spinal cord injury:pathophysiology, diagnosis, and management. Neurosurg Focus 25:E13, 2008
  • 23)Gélis A, Dupeyron A, Legros P, et al:Pressure ulcer risk factors in persons with SCI:Part Ⅰ:Acute and rehabilitation stages. Spinal Cord 47:99—107, 2009
  • 24)Gélis A, Dupeyron A, Legros P, et al:Pressure ulcer risk factors in persons with spinal cord injury part 2:the chronic stage. Spinal Cord 47:651—661, 2009

 

 

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