シリアを逃れたパレスチナ人難民への心理ケアが増加
連載
2013.06.17
PHOTO LETTER
最終回:シリアを逃れたパレスチナ人難民への心理ケアが増加
武力紛争,天災,貧困など
苦境に立つ人々に医療を提供する国境なき医師団。
その活動地域は,世界70か国にも及ぶ。
このコーナーでは,各地域から届いた活動の便りを紹介する。
文・写真=国境なき医師団日本
(3027号よりつづく)
レバノン南部アイン・ヘルワで,国境なき医師団(MSF)は内戦が続くシリアから逃れた人びとに心理ケアを提供している。増え続ける患者の多くはパレスチナからシリアに逃れており,内戦に巻き込まれたパレスチナ人難民だ。家族や友人が殺害される場面を目にした人は多く,自身が拷問を受けた人もいる。彼らは抑うつ症,不安障害,心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しみ,難民キャンプでの過酷な生活がさらに追い打ちをかけている。 |
(了)
この記事の連載
PHOTO LETTER(終了)
いま話題の記事
-
忙しい研修医のためのAIツールを活用したタイパ・コスパ重視の文献検索・管理法
寄稿 2023.09.11
-
人工呼吸器の使いかた(2) 初期設定と人工呼吸器モード(大野博司)
連載 2010.11.08
-
連載 2010.09.06
-
事例で学ぶくすりの落とし穴
[第7回] 薬物血中濃度モニタリングのタイミング連載 2021.01.25
-
寄稿 2016.03.07
最新の記事
-
医学界新聞プラス
[第1回]平坦な病変 (1)色調の変化があるもの
『内視鏡所見のよみ方と鑑別診断——上部消化管 第3版』より連載 2024.04.26
-
医学界新聞プラス
[第1回]心エコーレポートの見方をざっくり教えてください
『循環器病棟の業務が全然わからないので、うし先生に聞いてみた。』より連載 2024.04.26
-
医学界新聞プラス
[第1回]バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO)
『IVRマニュアル 第3版』より2024.04.26
-
医学界新聞プラス
[第4回]脆弱性骨盤骨折
『クリニカル・クエスチョンで考える外傷整形外科ケーススタディ』より連載 2024.04.26
-
医学界新聞プラス
[第3回]わかりやすく2つの軸で分類して考えてみましょう
『心理社会的プログラムガイドブック』より連載 2024.04.26
開く
医学書院IDの登録設定により、
更新通知をメールで受け取れます。