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[第2回]NotebookLMを使って専門医試験対策を行う
『医師による医師のためのChatGPT入門2——臨床現場ががらりと変わる生成AI実践術』より
連載 大塚篤司
2024.12.04
医師による医師のためのChatGPT入門2
——臨床現場ががらりと変わる生成AI実践術
好評を博した『医師による医師のためのChatGPT入門——臨床がはかどる魔法のプロンプト』に続く,待望の第2弾が登場!
前作以降の生成AIの加速度的な進歩を踏まえたうえで,今作『医師による医師のためのChatGPT入門 2——臨床現場ががらりと変わる生成AI実践術』ではChatGPTはもとより,Gemini,Claudeを中心に日常業務での最新の活用方法を解説します。PoeやNoLangなどの次世代AIの数々も紹介しており,生成AIの現在をやさしく楽しく理解できます。
「医学界新聞プラス」では本書のうち,「画像で読み取った表をエクセルで作り直す」,「NotebookLMを使って専門医試験対策を行う」,「ChatGPT, Gemini, Claudeなどすべての生成AIの回答を比べる(Poeの使いかた)」,「NoLangを使って医学教育用のショート動画を作成する」の内容を,全4回でご紹介します。
NotebookLMを使って専門医試験対策を行う
アトピー性皮膚炎の治療アルゴリズム
ソースによると,アトピー性皮膚炎の治療アルゴリズムは,患者の年齢や症状,生活背景などを考慮し,個別に対応する必要があります.① ② ③
治療の目標
・最終目標は,日常生活に支障がなく,薬物療法をあまり必要としない状態を維持することです.④
・完治させる治療法はないため,対症療法が基本となります.④
治療方法
・薬物療法
・外用療法・スキンケア
・悪化因子の検索と対策の3つを,患者ごとに適切に組み合わせていきます.④
薬物療法
・症状に応じて,抗ヒスタミン薬,ステロイド外用薬,タクロリムス軟膏などを段階的に使用します.③ ⑤ ⑥
・重症例では,シクロスポリンなどの免疫抑制剤や,生物学的製剤の使用も考慮されます.⑥ ⑦
・アレルギー性疾患を合併している場合は,その治療も行います.②
外用療法・スキンケア
・皮膚の炎症を抑え,皮膚バリア機能を改善するために,保湿剤やステロイド外用薬などを適切に使用します.④ ⑤
・皮膚の状態に合わせて,適切なスキンケア指導を行います.
悪化因子の検索と対策
・悪化因子となる刺激(例:唾液,汗,摩擦,衣類,金属,香料,ダニ,食物など)を特定し,それらを避けるようにします.① ⑧
・アレルギー検査などを行い,原因となるアレルゲンを特定することもあります.⑧
NotebookLM
アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021レビュー
おーつか先生のプロンプト
医師による医師のためのChatGPT入門 2
——臨床現場ががらりと変わる生成AI実践術
最新・最良の生成AIをフル活用して、日常臨床の質を向上させよう
<内容紹介>好評を博した『医師による医師のためのChatGPT入門——臨床がはかどる魔法のプロンプト』の第2弾。前作以降の生成AIの加速度的な進歩を踏まえたうえで、今作ではChatGPTはもとより、Gemini、Claudeを中心に日常業務での最新の活用方法を解説する。また、PoeやNoLangなどの次世代AIの数々も紹介。前作同様、おーつか先生から大学院生・花咲アイさんへのレクチャー形式で展開。生成AIの現在をやさしく楽しく理解できる。
目次はこちらから
医師による医師のためのChatGPT入門
——臨床がはかどる魔法のプロンプト
ChatGPTを使いこなせば、あなたの臨床がもっと楽に。もっと効率よく。
<内容紹介>ChatGPTの登場後、難しそうと敬遠する医師がいる一方、日常業務を効率化し生産性を上げている医師もいる。本書は、ChatGPTに苦手意識のある医師や研修医に向けて、ChatGPTを中心とした生成AIの基本的な使い方から日常業務での活用法に至るまで具体例とともに解説する。おーつか先生から研修医・花咲アイさんへのレクチャー形式で展開。コピペでそのまま使える、著者秘伝のプロンプトを集めたWeb付録付。
目次はこちらから
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