看護国際フォーラム2014開催
2014.11.17
理論の活用で広がる看護の視座
写真 シンポジストの三氏。左から田代順子氏,シスター・ロイ氏,南裕子氏。 |
実践のために看護理論は生きる
はじめに登壇した南裕子氏(高知県立大)は,ナイチンゲールの『看護覚え書』から連なる海外の看護理論の系譜と,日本におけるその受容と展開について年代別に概観した。氏はまず,かつて教鞭を執りながらかかわっていた精神科病院において「オレム・アンダーウッドモデル」を活用することで,CNSの導入や集団療法の強化などが進み,状況が改善された実例を述べた。さらに,阪神・淡路大震災をはじめ,多くの災害支援に携わってきた黒田裕子氏(NPO法人阪神高齢者・障害者支援ネットワーク)が本フォーラム開催3日前に亡くなったことに触れ,黒田氏の「看護は現場を離れては理論も教育もあり得ない」との姿勢...
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