ご先祖さまと一緒にのぞいています キュウリとナスさん(鶴岡優子)
連載
2011.09.05
在宅医療モノ語り
【第18話】
語り手:ご先祖さまと一緒にのぞいています キュウリとナスさん
鶴岡優子
(つるかめ診療所)
(前回からつづく)
在宅医療の現場にはいろいろな物語りが交錯している。患者を主人公に,同居家族や親戚,医療・介護スタッフ,近隣住民などが脇役となり,ザイタクは劇場になる。筆者もザイタク劇場の脇役のひとりであるが,往診鞄に特別な関心を持ち全国の医療機関を訪ね歩いている。往診鞄の中を覗き道具を見つめていると,道具(モノ)も何かを語っているようだ。今回の主役は「キュウリとナス」さん。さあ,何と語っているのだろうか?
| 送迎は私たちが担当します お迎えするときには馬の歩みでさっそうと,お見送りするときには牛の歩みでゆっくりと。ご先祖さまに少しでも家でゆっくりしていただきたいという気持ちの表現だとか。今年は初盆の方にもゆっくりしていただきたいです。 |
こちらのお屋敷にも今日は都会から大勢の家族が帰省しています。「ビール,まだあるー?」「冷蔵庫になけれ...
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