- HOME
- 医学界新聞プラス
- 医学界新聞プラス記事一覧
- 2025年
- 医学界新聞プラス [第15回]SNSで惹きつけ,Webサイトで成果を上げる!――クロスメディア戦略と導線設計
医学界新聞プラス
[第15回]SNSで惹きつけ,Webサイトで成果を上げる!――クロスメディア戦略と導線設計
SNSで差をつけろ! 医療機関のための「新」広報戦略
連載 町田詩織
2025.04.04
これまで本連載では,SNS,中でもInstagramの運用について解説してきました。今回は連載のタイトルにもある「広報戦略」の観点にも通ずる重要なテーマを扱います。それは「Instagramだけに注力しても成果は出ない」という事実です。
Instagramは,視覚的な魅力で多くのユーザーにリーチし,認知度を高めるに当たっては非常に効果的なプラットフォームです。ところがInstagram内で実際の成果(コンバージョン)獲得までを完結するのは難しい傾向があり,外部サイトや別メディアに誘導する必要があります。しかし,Instagramはフィード投稿やリールに直接外部リンクを貼ることができません。そのためプロフィール欄やストーリーズに外部リンクを設置することとなり,最後までユーザーの意欲を途切れさせないようにするためにはスムーズな導線設計が求められます。
以上を踏まえ,本稿ではInstagramとWebサイトを組み合わせた情報発信について考えていきます。
InstagramとWebサイトの特性
異なるメディア間のスムーズな導線を設計するためには,各プラットフォームの特性を比較し,理解する必要があります。
上記の通り,InstagramおよびWebサイトでは異なる特性を持っています。すなわち,InstagramとWebサイトそれぞれの強みを生かして互いに補完し合うことで,より効果的な情報発信が可能になるのです。
筆者は「InstagramとWebサイトの運用はセットである」と考えています。採用のためのアカウントと採用Webサイト,集患のためのアカウントと診療科Webサイトを,それぞれ連携するように作り込んでいます。
メディアの特性を生かした役割分担
特性を理解したら,InstagramとWebサイト,それぞれの強みを生かした役割分担を決めます。
Instagramの役割(例)
・ターゲット層へ数多くリーチし,認知度を向上させる
・病院の日常,スタッフの紹介など,親しみやすさを重視したコンテンツを展開する
・イベントの告知など,リアルタイムな情報発信を行う
・ライブ配信やストーリーズを活用し,ユーザーとのコミュニケーションを図る
・Webサイトへ誘導する
Webサイトの役割(例)
・病院の基本情報,診療内容,実績など,ユーザーからの信頼性を高める詳細な情報を掲載する
・組...
この記事はログインすると全文を読むことができます。
医学書院IDをお持ちでない方は医学書院IDを取得(無料)ください。

町田 詩織(まちだ・しほり)氏 湘南藤沢徳洲会病院マーケティング課 主任
製薬会社MR,フリーランスを経て,2013年湘南藤沢徳洲会病院に入職する。マーケティング課で広報誌を担当後,21年2月に同課責任者に就任。24年4月より現職。21年6月から職員採用を目的に開始したInstagramは開始3年間でフォロワー数1万人超えを達成。看護師,研修医,薬剤師などの採用に成功。病院広報アワード2023SNS部門最優秀賞受賞。医療従事者向けの雑誌記事の執筆,院内外での勉強会講師,メディア施策等で幅広く活動中。
X ID:まっちー@病院広報(@MACHY_pr )
タグキーワード
いま話題の記事
-
寄稿 2026.03.10
-
サルコペニアの予防・早期介入をめざして
AWGS2025が示す新基準と現場での実践アプローチ寄稿 2026.03.10
-
医療者の質をいかに可視化するか
コンピテンシー基盤型教育の導入に向けて対談・座談会 2026.03.10
-
対談・座談会 2026.03.10
-
医学界新聞プラス
[第10回]外科の基本術式を押さえよう――腹腔鏡下胆嚢摘出術(ラパコレ)編
外科研修のトリセツ連載 2025.03.24
最新の記事
-
対談・座談会 2026.03.10
-
医療者の質をいかに可視化するか
コンピテンシー基盤型教育の導入に向けて対談・座談会 2026.03.10
-
対談・座談会 2026.03.10
-
医療を楽しく知る・学ぶ社会をめざして
おもちゃAED「トイこころ」開発への思い
坂野 恭介氏に聞くインタビュー 2026.03.10
-
寄稿 2026.03.10
開く
医学書院IDの登録設定により、
更新通知をメールで受け取れます。