急変時(1)(川島篤志)
連載
2012.03.19
小テストで学ぶ "フィジカルアセスメント" for Nurses
【第18回】急変時(1)
川島篤志(市立福知山市民病院総合内科医長)
(前回よりつづく)
患者さんの身体は,情報の宝庫。"身体を診る能力=フィジカルアセスメント"を身に付けることで,日常の看護はさらに楽しく,充実したものになるはずです。
そこで本連載では,福知山市民病院でナース向けに実施されている"フィジカルアセスメントの小テスト"を紙上再録しました。テストと言っても,決まった答えはありません。一人で,友達と,同僚と,ぜひ繰り返し小テストに挑戦し,自分なりのフィジカルアセスメントのコツ,見つけてみてください。
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■解説
今回から,急変時の対応についての小テストを解説していきます。過去の問題の復習が多く,既に習熟度の高い人には少々退屈かもしれません。しかし,復習によって身につくこともありますし,実際,当院で作成したテスト通りになっていますので,お付き合いください。
急変:症状
(1)ショックに......
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