医学界新聞

2020.08.03



第2回日本在宅医療連合学会大会開催


 第2回日本在宅医療連合学会大会(大会長=国立長寿医療研究センター・三浦久幸氏)が6月27~28日,「在宅医療から,ふとく,ながく,私らしく生きる未来に向けて発進――多様な暮らしを支える高い専門性と多職種協働」をテーマに開催された。本紙では,特別企画シンポジウム「新型コロナウイルス感染症と在宅医療」(座長=山形県庄内保健所・蘆野吉和氏)の模様を報告する。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を「正しく恐れる」ためにできること

 COVID-19によって引き起こされるあらゆるシナリオの想定が重要だと訴えたのは沖縄県立中部病院の高山義浩氏。再流行に備えるために行うべき事項として,①早期に流行を覚知すること,②保健所業務を効率化し疫学調査業務へ集中させること,③できるだけ自宅療養を防ぐこと,④住民の外出自粛の協力を得ることの4点を挙げ,不確実な未来に備える体制づくりを参加者に呼び掛けた。

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