灼熱地獄でも静かに戦う不死身なヤツ 保冷剤さん(鶴岡優子)
連載
2010.09.13
(前回からつづく)
在宅医療の現場にはいろいろな物語りが交錯している。患者を主人公に,同居家族や親戚,医療・介護スタッフ,近隣住民などが脇役となり,ザイタクは劇場になる。筆者もザイタク劇場の脇役のひとりであるが,往診鞄に特別な関心を持ち全国の医療機関を訪ね歩いている。往診鞄の中を覗き道具を見つめていると,道具(モノ)も何かを語っているようだ。今回の主役は「保冷剤」さん。さあ,何と語っているのだろうか?
猛暑を一緒に戦った皆さんと
温度湿度計で患者さんのお部屋を測定し,一緒に知恵をしぼり熱中症対策を考えます。そんなときはスポーツドリンクなどと言わず商品名を出して,具体的に話をします。 |
お部屋だって涼しいとは限らず,患者さんもご家族もグッタリです。エアコンは嫌いだから使わない,使いたいけど壊れている,...
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