第21回「理学療法ジャーナル賞」
2010.06.14
第21回「理学療法ジャーナル賞」
4月18日,第21回「理学療法ジャーナル賞」授賞式が医学書院本社にて開かれた。本賞は,前年1年間に『理学療法ジャーナル』誌に掲載された投稿論文のうち,特に優秀な論文につき編集委員会が顕彰し,理学療法士の研究活動を奨励するもの。
『理学療法ジャーナル』誌への投稿論文数は年々増加しており,2009年の投稿総数は130本に上った。うち16本が受賞対象となり,下記2論文が第21回「理学療法ジャーナル賞」に選ばれた。
【準入賞】池田真琴・他(熊本機能病院理学療法課)
「回復期リハビリテーション病院入院時のFIM総得点が80点未満の脳卒中患者における転帰の予測」(第43巻4号掲載)
【奨励賞】大槻紘子・他(群馬県済生会前橋病院リハビリテーション科)
「右手関節部離断後にクルッケンベルグ法を施行した症例に対する理学療法の経験」(同 7号掲載)※入賞論文は該当なし
編集委員の高橋正明氏(群馬パース大)は,「受賞論文はもとより,惜しくも選にもれた論文も含め,どの論文を読んでも臨床に対するひたむきで誠実な心が感じられた。臨床で生じた疑問を解き明かそうとする強い意志と積極的な態度には心から敬意を表したい」と講評を述べた。
『理学療法ジャーナル』誌では本年も,掲載された投稿論文から第22回「理学療法ジャーナル賞」を選定する。詳細については『理学療法ジャーナル』誌投稿規定を参照されたい。
池田真琴氏(左)と大槻紘子氏 |
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