第20回日本言語聴覚学会開催
2019.07.15
第20回日本言語聴覚学会開催
第20回日本言語聴覚学会が6月28~29日,木村暢夫学会長(JCHO湯布院病院)のもと「私たちの地域包括ケア――言語聴覚士の専門性と人間力の融合」をテーマに開催された(会場=大分市・iichiko総合文化センター,他)。本紙では,シンポジウム「サルコペニアによる嚥下障害と老嚥,オーラルフレイルの理解」(座長=木村氏,埼玉県総合リハビリテーションセンター・清水充子氏)の様子を報告する。
患者に合ったリハビリテーションを行うために適切な用語の選択を
最初に登壇した倉智雅子氏(国際医療福祉大)は,言語聴覚士(以下,ST)の役割が時代とともに変遷してきたことに触れ,近年は摂食嚥下領域での介入が増加したことに言及。職種間の垣根が急速に低くなる中,「STの付加価値はコミュニケーションの専門家としての視点を忘れないことで生まれる」と主張した。
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