医学界新聞

書評

2019.04.22



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2018年度看護師国家試験
保健師国家試験合格者に聞いた

国試の乗り越え方

 学習の総まとめである国家試験対策。これを乗り越えないことには看護師資格,保健師資格を得ることができません。しかし,最終学年は実習や講義に卒論など,他にもやることが盛りだくさん。そんな中,合格者が,どのようにして国家試験を突破したのか「国試の準備で特に苦労したこと」「その苦労を乗り越えた工夫」についてお聞きしました!


藤原怜峰さん 大学卒(看護師)

苦労したこと

 時間管理に苦労しました。最終学年は普段の講義もそうですが,特に実習が忙しいので国試の勉強に時間を割くのが難しかったです。

乗り越えた工夫

 国試対策の時間を特別に設けるというよりは,早い時期に国試の問題構成(必修問題,一般問題,状況設定問題など)を把握して,普段の講義や実習を国試に役立てられるようイメージしました。特に実習では状況設定問題を想定してアセスメントを意識するなど,いろいろな場面に応用できるように取り組みました。そのおかげで集中して国試対策に取り組んだのは10日間程度でしたが,無事合格できました。

清水佳穂さん 大学卒(看護師・保健師)

苦労したこと

 看護師と保健師の国家試験を両方受験しました。私はコツコツやりたいタイプですが,実習が大変でなかなか国試対策の時間を作れず,ペースをつかむのに苦労しました。

乗り越えた工夫

 実習が落ち着いた12月頃に本格的に国試の勉強を始めました。私は,国試に重要で暗記も多く,臨床に出てから使う

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