看護診断開発の強化と洗練を宣言(NANDA-I 2018年大会,米ボストンで開催)
2018.07.23
看護診断開発の強化と洗練を宣言
NANDA-I 2018年大会,米ボストンで開催
上鶴重美理事長 |
日本人2氏が受賞 さらなる看護診断の充実をめざして
上鶴重美理事長の開会のあいさつの後,NANDA-Iとボストン・カレッジ看護学部とが共同運営する研究所「マージョリー・ゴードン 臨床推論と知識開発プログラム」(The Marjory Gordon Program for Clinical Reasoning and Knowledge Development)の展望が発表された。ボストン・カレッジの協力を得て,エビデンスレベルが現在不確かである70以上の看護診断についての研究や,教材開発に力を入れ,NANDA-I看護診断の開発と洗練をより強化していくことが宣言された。
メンター賞を受賞した大島弓子氏 |
最終日には,医学診断を中心に多職種チームケアが展開される現状が指摘された。今後は看護診断と在院日数や死亡率・再入院率などのデータを結び付けて,看護ケアの効果を検証する研究の必要性が確認され,閉会となった。
いま話題の記事
-
人工呼吸器の使いかた(2) 初期設定と人工呼吸器モード(大野博司)
連載 2010.11.08
-
忙しい研修医のためのAIツールを活用したタイパ・コスパ重視の文献検索・管理法
寄稿 2023.09.11
-
連載 2010.09.06
-
事例で学ぶくすりの落とし穴
[第7回] 薬物血中濃度モニタリングのタイミング連載 2021.01.25
-
寄稿 2016.03.07
最新の記事
-
医学界新聞プラス
[第3回]人工骨頭術後ステム周囲骨折
『クリニカル・クエスチョンで考える外傷整形外科ケーススタディ』より連載 2024.04.19
-
医学界新聞プラス
[第2回]心理社会的プログラムを分類してみましょう
『心理社会的プログラムガイドブック』より連載 2024.04.19
-
医学界新聞プラス
[第1回]心理社会的プログラムと精神障害リハビリテーションはどこが違うのでしょうか
『心理社会的プログラムガイドブック』より連載 2024.04.12
-
医学界新聞プラス
[第2回]小児Monteggia骨折
『クリニカル・クエスチョンで考える外傷整形外科ケーススタディ』より連載 2024.04.12
-
医学界新聞プラス
[第5回]事例とエコー画像から病態を考えてみよう「腹部」
『フィジカルアセスメントに活かす 看護のためのはじめてのエコー』より連載 2024.04.12
開く
医学書院IDの登録設定により、
更新通知をメールで受け取れます。