第2回日本CNS看護学会開催
2015.07.27
常に卓越したケアを提供するために
田村恵子大会長 |
活動の場に合わせたCNSとしての役割を果たしてほしい
高齢化の急速な進行に伴う医療システムの変革により,看護の役割は,従来の病院看護を基礎とした治癒モデルから,生活を重視したQOLの向上モデルへと転換が求められている。田村氏は,CNSも同様に,役割の変革が求められていると指摘した。それは,「実践」「相談」「教育」「調整」「研究」「倫理調整」というCNSの6つの役割の中で,さらに,診断・治療に深くかかわりケアとキュアを統合した高度な看護実践を展開すること,それらを通して幅広く看護の質向上に貢献していくことだという。氏は,それらを実現するために,自身の活動を通して感じたCNSに求められる姿を3つ挙げた。
一つ目は,偶然ではなく,「常に」卓越した看護ケアを提供すること。複雑な健康問題を読み解き,患者の立場に立った問題解決のゴールを設定する,そしてゴールに向かってアプローチする。それらを意図して行えるようになるには,各事例について論理的な振り返りを行い,ケアに共通するパターンを見つけ出し,モデル構築を行っていく必要がある。
二つ目は,専門領域のみにとどまらないグローバルな視点を備えていること。療養の場に応じた...
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