第48回日本理学療法学術大会開催
2013.06.17
第48回日本理学療法学術大会開催
鈴木重行大会長 |
糖尿病治療への積極的なかかわりを求める
2007年に行われた国民健康・栄養調査では「糖尿病が強く疑われる人」「糖尿病の可能性を否定できない人」が2210万人に上ると推定され,さらに最近の調査では,糖尿病患者における脳血管障害や腎臓病との合併の多さが報告されるなど,糖尿病対策は喫緊の課題となっている。糖尿病治療は,食事療法,運動療法,薬物療法の3つが柱になることから,多職種協働が必須であり,2001年には他職種の専門性を生かして患者に適切な自己管理を指導することを目的に日本糖尿病療養指導士(CDEJ)が誕生した。理学療法士には運動療法への参加が期待されているものの,CDEJの認定を受けた理学療法士は708人(2012年6月時点)と,全認定者数1万7066人のわずか4%にとどまっているのが現状だ。糖尿病患...
この記事はログインすると全文を読むことができます。
医学書院IDをお持ちでない方は医学書院IDを取得(無料)ください。
いま話題の記事
-
医学界新聞プラス
[第1回]心エコーレポートの見方をざっくり教えてください
『循環器病棟の業務が全然わからないので、うし先生に聞いてみた。』より連載 2024.04.26
-
対談・座談会 2025.06.10
-
#SNS時代の医療機関サバイブ 鍵を握る広報戦略にどう向き合うべきか
鍵を握る広報戦略にどう向き合うべきか対談・座談会 2025.06.10
-
医学界新聞プラス
[第2回]アセトアミノフェン経口製剤(カロナールⓇ)は 空腹時に服薬することが可能か?
『医薬品情報のひきだし』より連載 2022.08.05
-
医学界新聞プラス
[第1回]ビタミンB1は救急外来でいつ,誰に,どれだけ投与するのか?
『救急外来,ここだけの話』より連載 2021.06.25
最新の記事
-
#SNS時代の医療機関サバイブ 鍵を握る広報戦略にどう向き合うべきか
鍵を握る広報戦略にどう向き合うべきか対談・座談会 2025.06.10
-
対談・座談会 2025.06.10
-
Sweet Memories
うまくいかない日々も,きっと未来につながっている寄稿 2025.06.10
-
寄稿 2025.06.10
-
複雑化する循環器疾患患者の精神的ケアに欠かせないサイコカーディオロジーの視点
寄稿 2025.06.10
開く
医学書院IDの登録設定により、
更新通知をメールで受け取れます。