第31回臨床研修研究会開催
2013.05.13
臨床研修制度,10年目を迎えて
第31回臨床研修研究会開催される
幕内雅敏氏 |
「研修プログラムの弾力化」,今後の方向性は
社会の要請を背景に2004年にスタートした新医師臨床研修制度が10年目の節目を迎える。制度設計の中心的役割を果たした矢崎義雄氏(国際医療福祉大)は,「基本的な診療能力を身につける」という基本理念に基づき,「自分の専門領域の勉強は一生行うが,他科の勉強は本制度の2年間しかできない。また,専門家になったときの実力差は専門知識の量と技術力はもちろん,他科との境界領域の知識量にも表れてくる」とし,「専門家になるのを急ぐ必要はない。本制度の2年間はしっかりと“generalist mind”を育む期間である」と位置づけを語った。
「新臨床研修制度発足時の理念は堅持すべき」。伊藤雅治氏(社団法人全...
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