医学界新聞

2013.04.15

臨床現場の倫理的問題に向き合う

臨床倫理(第3回白浜記念)ワークショップ2013開催


 日本医学教育学会の倫理プロフェッショナリズム委員会(委員長=横浜市立大・後藤英司氏)によるワークショップが3月16-17日,東大本郷キャンパス(東京都文京区)にて開催された。本ワークショップは臨床現場の倫理的問題を多様な視点から検討し,医療者への効果的な臨床倫理教育を考察することを目的としている。各セッションでは副委員長の浅井篤氏(熊本大)が中心となって翻訳した『ユネスコ・ケースブック』の事例や,昨今社会的に注目されている無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)が取り上げられ,55人の参加者によるグループディスカッションと全体討論が行われた。

◆多様な倫理的価値観を尊重することが大切

グループディスカッションの

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