2011年度保助看国家試験合格者発表
2012.04.23
2011年度保助看国家試験合格者発表
昨年を下回るも,例年並みの合格率を維持
厚労省は3月26日,2011年度の第98回保健師国家試験,第95回助産師国家試験および第101回看護師国家試験の合格者を発表した。
| 写真左 受験者が詰め掛けた合格発表会場/写真右 喜びの涙を見せる合格者ら=いずれも東京・厚労省にて |
合格率は,保健師86.0%,助産師95.0%,看護師90.1%と,いずれも昨年の合格率は下回るものの,例年並みの結果となった。「選択肢に正解がない」「選択肢に誤りがある」「設問が不適切」などの理由により採点対象から除外された問題は,保健師国家試験で1問,看護師国家試験で2問。また,「設問が不明確で複数の選択肢が正解と考えられる」などの理由により複数の選択肢を正解として採点された問題は,助産師国家試験で2問あった。
学校区分による合格者状況をこちらに示す。経済連携協定(EPA)により来日したインドネシア人看護師候補者からは34人,フィリピン人看護師候補者からは13人の合格者が生まれ,これまでに合格した候補者数は計66人となった。
| 表 保助看国試合格者数・合格率の推移 |
新たな看護師たちが誕生
合格発表会場のひとつとなった東京・厚労省講堂には受験者やその家族,学校関係者,病院関係者らが集まった。14時の発表時間を迎えると,受験者らは一斉に合格者の受験番号が記された資料と自分の受験番号を照合。会場には歓声があふれ,友人と互いに手をとって合格の喜びを分かち合う姿があちこちでみられた。
取材に応じた看護師国家試験合格者らは,「試験内容は昨年と比べて難しい印象はなかった」と口を揃えた。試験対策を万全に行った受験者はよい結果が得られたようだ。
EPAに基づく看護師候補者の試験の在り方を検討
現在の看護師国家試験は,試験の質を担保した上で,一般的な用語の置き換えなど,EPAに基づく看護師候補者への配慮がなされている(MEMO)。
厚労省により設置された「看護師国家試験における母国語・英語での試験とコミュニケーション能力試験の併用の適否に関する検討会」においても,EPAに基づく看護師候補者の試験の在り方について議論され,本年3月に報告書がとりまとめられた。
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