医学界新聞

2010.10.25

第58回日本心臓病学会開催

心臓血管病学の新たな息吹を感じる3日間


 第58回日本心臓病学会が9月17-19日,東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて永井良三会長(東大)のもと開催された。わが国の臨床心臓血管病学をリードしてきた本学会の今回のテーマは「社会との連携に根ざした新しい循環器診療」。各心臓疾患の予防や治療の最新知見のほか,医療経済的視点からの講演や心疾患データベースなど多岐にわたる演題が並んだ。

 本紙ではそのなかから,不整脈の非薬物治療の進歩を取り上げたシンポジウムならびに循環器疾患を医療経済の面から論じた特別企画のもようを報告する。


不整脈非薬物治療のいま

永井良三会長
 不整脈の非薬物治療をめぐっては,カテーテルアブレーションやペーシング治療,また植え込み型除細動器(ICD)

この記事はログインすると全文を読むことができます。
医学書院IDをお持ちでない方は医学書院IDを取得(無料)ください。

開く

医学書院IDの登録設定により、
更新通知をメールで受け取れます。

医学界新聞公式SNS

  • Facebook