第25回日本脳神経外科国際学会フォーラム
2010.08.30
第25回日本脳神経外科国際学会フォーラム
フォーラムのもよう |
1つの発表が終わるとまず演題の内容に関して講評がなされ,その後,日本脳神経外科同時通訳団の設立者の1人でもある植村研一氏(弘慈会加藤病院)らがプレゼンテーションを評価。「テキストを読むだけの発表は最もつまらない。プレゼンテーションはパフォーマンスなのだから,聴衆の目を見て話して」「マシンガンスピーキングはよくない。キーワードではスローダウンを」等,歯に衣着せぬコメントが飛ぶ。スライドについても,“ラッキーセブンルール”(縦7行,横7文字)の厳守,キャピタライズはキーワードのみ,1つのスライドにメッセージは1つ――など,ルールに基づいて細かくチェック。上記のやりとりもすべて英語で行われ,緊張感が漂いつつも,コメントの応酬には時折笑いも起きるなど,和やかな雰囲気のもと会は進んだ。
なお本フォーラムと並行して,第24回日本脳神経外科同時通訳研修会も実施された。4つの通訳ブースにかわるがわる参加者が入り,発表を同時通訳する。採点は同時通訳団のメンバーらが担当し,成績優秀者は同時通訳団に加わることができる。貴重な実践の場を利用し,参加者らは意欲的に英語力向上に取り組んでいた。
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