2009年度保助看国家試験合格者発表
2010.04.19
2009年度保助看国家試験合格者発表
EPAにより来日した看護師候補者から,初めての合格者
| 自分の受験番号を探す受験者ら=東京・厚労省にて |
合格率は保健師86.6%,助産師83.1%,看護師89.5%。保健師は4年ぶり,助産師は7年ぶりに90%を割り込み,それぞれ2008年度より10%以上低下した。「選択肢に正解がない」「設問文が不明確である」「問題として適切であるが,必修問題としては妥当でない」などにより採点対象から除外された問題は保健師,助産師で各1問,看護師で6問あった。また,「複数の正解がある」ことから複数の選択肢が正解となった問題が助産師で3問あった。
学校区分による合格者状況をこちらに示す。看護師国家試験では,経済連携協定(EPA)により来日し,今年で2回目の受験となったインドネシア人看護師候補者からは来日2年目の2名,今回初めての受験となったフィリピン人看護師候補者からは1名の合格者が出た。国家試験に向けては各施設でさまざまな支援を行っているものの,候補者には受験の機会が3回しか与えられておらず,言葉の壁の問題などが指摘されている。昨年11月に行われた「平成22年度経済連携協定に基づく受入れ説明会」では,2人のインドネシア人看護師候補者が登壇し,漢字や専門用語を覚えることの難しさ,日本では看護業務を行うことができないためこれまで身に付けてきた技術や知識を忘れるのではないかなどの不安を語った。今後のあり方についての議論が急務であろう。
| 表 保助看国試合格者数・合格率の推移 | ||||||||||||
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