第50回日本母性衛生学会学術集会開催
2009.10.26
多職種連携による50年の軌跡から未来を拓く
第50回日本母性衛生学会学術集会開催
前原澄子会長 |
会長講演「温故知新――20世紀の軌跡から未来を拓く」で前原氏は,50年前の学会設立当時は妊産婦死亡率をはじめとする日本の母子保健指標が先進諸国に比べて劣悪であったこと,これを改善するためには医師や助産師,保健師などの関係職種がともに議論する場が不可欠との考えから学会が設立されたことを紹介。その後の母子保健状況の目覚ましい発展を学会の歩みと重ねて振り返り,今後の学会の役割として,母子の健康を守り,安心・快適な出産を実現するための方法の開発と,その社会への適用,そして教育を挙げた。
会期中には一般演題のほか,メインシンポジウム「これからの周産期チーム医療の展開」や海外招聘講演,特別講演,教育講演,市民公開講座などともに,特別展示「お産と子育ての博物館」も企画され,多くの参加者でにぎわった。
いま話題の記事
-
医学界新聞プラス
[第1回]心エコーレポートの見方をざっくり教えてください
『循環器病棟の業務が全然わからないので、うし先生に聞いてみた。』より連載 2024.04.26
-
事例で学ぶくすりの落とし穴
[第7回] 薬物血中濃度モニタリングのタイミング連載 2021.01.25
-
寄稿 2016.03.07
-
連載 2010.09.06
-
PT(プロトロンビン時間)―APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)(佐守友博)
連載 2011.10.10
最新の記事
-
寄稿 2024.09.10
-
対談・座談会 2024.09.10
-
対談・座談会 2024.09.10
-
在宅医療ケアにおいて,手技・デバイス管理に精通することの重要性
寄稿 2024.09.10
-
レジデントのための患者安全エッセンス
[第6回] 患者に安全な医療を提供するうえで,自己管理もちゃんとしたい連載 2024.09.10
開く
医学書院IDの登録設定により、
更新通知をメールで受け取れます。