医学界新聞

2008.07.07



消防と医療との連携強化を
第11回日本臨床救急医学会開催


 第11回日本臨床救急医学会が6月7-8日,野口英一会長(東京消防庁救急部)のもと東京ビッグサイト(東京都江東区)にて開催された。初の消防機関主催による今回は「救命の絆――災害と救急医療」をテーマとし,医療・消防間の連携のさらなる強化を図るプログラムが多数見受けられた。

 パネルディスカッション「災害現場から学ぶ教訓と課題――効果的な連携とは」(座長=京大・小池薫氏,兵庫災害医療センター・中山伸一氏)では,7名の演者が各自の経験に基づき,災害時の他職種および関係機関との連携活動について紹介した。

 切田学氏(東京警察病院)は阪神・淡路大震災およびJR福知山線列車脱線事故の経験...

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