医学界新聞


日本最初のPT・OT養成校。最後の卒業式で歴史に幕

2008.04.28



さよなら,東京病院附属リハ学院
日本最初のPT・OT養成校。最後の卒業式で歴史に幕


 国立病院機構附属養成校の再編成により閉校が決定した東京病院附属リハビリテーション学院(清瀬市・四元秀毅学院長)において,3月14日,最後の卒業式と閉校記念式典が行われた。保護者や教職員,閉校を惜しむ多くの同窓生らが見守るなか,第43回生43名(理学療法学科21名,作業療法学科22名)が学び舎を巣立った。

 国立病院機構東京病院附属リハビリテーション学院は,1963年5月1日,厚生省(当時)の認可を受け,国立療養所東京病院に附置された,日本で最初の理学療法士・作業療法士(PT・OT)養成校である。開校当初はWHOなどの援助を受け,外国人教師による英語での授業が行われていた。PT学科,OT学科ともに3年制で,現在までに両学科合わせて1514...

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