医学界新聞

2008.01.21



第9回「コミュニケーション・患者満足訓練コース」開催


 第9回「コミュニケーション・患者満足訓練コース」が日本医療事務センター本社ビル(東京・秋葉原)にて2007年9月23-24日に開催された。近年,良好なコミュニケーションは患者満足度を上げ,医療の質を向上させるとしてその重要性が注目されている。しかしこれまでは,「コミュニケーションスキルは医師の臨床能力の本質ではない」「先天的な能力なので改善しない」といった誤った認識のため,体系的な学習が行われてこなかった。主催者のひとりである箕輪良行氏(聖マリアンナ医大)は,「体系的な教育を受けていない中堅・ベテラン世代こそ,少しのトレーニングでめざましい効果がある」と語る。

オープンエンドクエスチョンで沈黙に耐える
 講習会では,基本的なコミュニケーションスキルの講義に続いて,ファシリテーターが「悪い診療」「いい診療」をデモンストレー...

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