医学界新聞

2007.07.16

 

「言語聴覚の日・言語聴覚週間」のお知らせ

深浦順一(日本言語聴覚士協会会長)


 日本言語聴覚士協会は,言語聴覚障害や摂食・嚥下障害ならびに言語聴覚士について広く知っていただくことを目的に,言語聴覚士法が施行された9月1日を「言語聴覚の日」とし,その前後の1週間を「言語聴覚週間」として集中的な広報活動を行うことにいたしました。この事業は今年初めて行うものであり,9月2日に東京で講演会を開催いたします。また,全国的には会員が所属する施設を中心にポスターの掲示等を行う予定です。

 言語聴覚士は,言語聴覚障害や摂食・嚥下障害のある方々に,評価,指導,訓練などの専門的サービスを提供し,障害の軽減を図るとともに,より質の高い社会生活の実現に向け支援していく職種です。わが国における言語聴覚士の数は,1999年に第1回の国家試験が行われた後,順調に増加して1万2000人を超えるまでになりました。しかし,わが国では医療・保健・福祉・教育の各分野で制度改革が進み,それ...

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