医学界新聞


先輩ジェネラリストと創る“斜めのつながり”

2007.03.12

 

先輩ジェネラリストと創る“斜めのつながり”

「第1回Generalistをめざす若手医師のためのセミナー」開催


 「第1回Generalistをめざす若手医師のためのセミナー」が1月13-14日,東大医学部(東京都文京区)にて開催された。このセミナーは,プライマリ・ケア教育連絡協議会(日本プライマリ・ケア学会,日本家庭医療学会,日本総合診療医学会,地域医療振興協会,在宅かかりつけ医を育てる会で構成)に昨年設置された後期研修ワーキンググループの主催によるもので,学生1人を含む45人が参加。ジェネラル志向の若手医師が全国から集い,将来を語り合った。


 初日の冒頭では,参加者全員の自己紹介(アイスブレイク)があり,ジェネラリストをめざすうえで困っていることをそれぞれが語り,「まわりにロールモデルがいない」「学ぶ環境がない」などの声があった。新医師臨床研修制度が始まり,プライマリ・ケア領域に関心を持つ学生・研修医が増えてきているものの,初期研修修了後の進路に不安を抱えている現状が浮き彫りとなった。

ワークショップ「検査前確率を上げるための身体所見」のもよう。市立堺病院で使用されている小テストを,グループで相談しながら解答していく。

この記事はログインすると全文を読むことができます。
医学書院IDをお持ちでない方は医学書院IDを取得(無料)ください。

開く

医学書院IDの登録設定により、
更新通知をメールで受け取れます。

医学界新聞公式SNS

  • Facebook