看護管理 Vol.34 No.4
2024年 04月号

もっと見る

1997年にスタートした日本医療機能評価機構の「病院機能評価」は,運用開始からすでに25年以上が経過し,その第3世代(機能種別版評価項目3rdG)も2013年から10年以上にわたり実施されています。そして,2023年からは,2018年に改定されたバージョンをさらに発展・充実させた新しい病院機能評価(3rdG:Ver.3.0)が運用開始されました。
本特集では,病院機能評価の主旨やその意義をあらためて紹介し,3rdG:Ver.3.0で改定された評価項目や評価方法について詳しく解説します。評価者は何を見ているのか,評価の受審がどのように現状の客観的な把握や質改善のきっかけになり,継続的な改善や看護管理者としての学びにつながるのかを考察します。

ISSN 0917-1355
定価 1,760円 (本体1,600円+税)

お近くの取り扱い書店を探す

  • 更新情報はありません。
    お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。

  • 収録内容

開く

医書.jpにて、収録内容の記事単位で購入することも可能です。
価格については医書.jpをご覧ください。

特集 病院機能評価から見えてきたもの──継続的な質改善の実現に向けて

あらためて考える病院機能評価──社会と医療界の対話の促進
長谷川友紀

新しい病院機能評価(3rdG:Ver.3.0)のポイント
浜野公明

【座談会】
若手サーベイヤーがベテランサーベイヤーに聞く──評価者の視点は看護管理者としての学び
市川幾恵/森河琴美/福家幸子/佐々木菜名代

【実践報告】国立精神・神経医療研究センター病院の取り組み
受審の先にある理想を見据え,病院を挙げて取り組む
中村直子

【実践報告】北里大学病院の取り組み
新型コロナウイルス感染症拡大中に受審した病院機能評価への取り組み──継続的な質の改善活動に向けて
五藤陽子


■巻頭シリーズ 気になる病院の魅力③
データマネジメント人材の育成──済生会熊本病院の取り組み
宮下恵里/森崎真美/髙山洋平/橋本美穂/小妻幸男


●新連載 1人ひとりの看護実践論と概念化能力を育む①
生き生きと働くために必要なこだわりの看護と概念化能力
本舘教子/津田泰伸

●新連載 サーベイヤーの視点は自己評価の眼①
病院機能評価の役割と旧バージョンの課題
宮本恒彦

●政策をヒントに,看護管理をブラッシュアップ④
診療報酬の大前提,医療保険制度を知る
小野田 舞

●24時間戦えません 看護職と睡眠の深い世界④
太陽と食事と睡眠と──概日リズムのメカニズムと調整法
西村舞琴

●読んでおきたいビジネス書㊱
『セルフ・アウェアネス』
間杉俊彦

●これからの臨床現場を支えるために㉘
安全な職場環境づくりに向けて──職場における暴力の対策と実践・2
岩間恵子

●おとなが読む絵本 ケアする人,ケアされる人のために(209)
6歳の黒人少女が保安官に守られて入学!
柳田邦男

  • 更新情報はありません。
    お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。

  • https://kanlabo.igaku-shoin.co.jp/
  • http://www.igs-kankan.com/