臨床外科 Vol.79 No.7
2024年 07月号

もっと見る

 少し前まではほとんど薬物治療の選択肢がなかった肝胆膵領域であるが,最近数年間に多くの治療薬が登場した.また,それとともに切除前後に化学療法を併用することも増えたため,外科医が知っておくべき薬物治療の知識が急増している.そのレジメンのエビデンスはもちろんだが,各薬物治療の適応も知っておかねばならない.そして何より大切なのは安全性であり,患者・家族にわかりやすい説明を行うことも求められる.近年急速に進歩しつつある支持療法も含め,本特集では,エキスパートの先生方に最新の知識を伝授していただいた.

ISSN 0386-9857
定価 3,080円 (本体2,800円+税)

お近くの取り扱い書店を探す

  • 更新情報はありません。
    お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。

  • 収録内容

開く

医書.jpにて、収録内容の記事単位で購入することも可能です。
価格については医書.jpをご覧ください。

特集 外科医が知っておくべき 肝胆膵腫瘍に対する薬物療法

■肝臓
切除不能肝細胞癌に対する薬物療法
赤星径一・他

肝臓癌に対する術前・術後補助療法
西尾太宏・他

転移性肝癌に対する周術期化学療法
風見由祐・他

■胆道・膵臓
切除不能・再発胆道癌に対する薬物療法
手塚 瞬・他

胆道癌に対する術前補助療法
小林省吾・他

胆道癌に対する術後補助療法
池田公史

切除不能・再発膵癌に対する薬物療法
佐々木 隆

膵癌に対する術前補助療法
伊東 剛・他

膵癌に対する術後補助化学療法
加藤吉康・他

膵癌・胆道癌に対する分子標的薬治療の進歩
志村充広・他

膵原発神経内分泌腫瘍に対する薬物療法
青木 琢

神経内分泌がんに対する薬物療法の現状と治療戦略
小林規俊

■副作用対策
支持療法
佐野町友美・他

漢方薬による癌の支持療法
平﨑能郎


●腹壁ヘルニア修復術道場・2
腹壁瘢痕ヘルニア手術について知るべき一般的事項──緊急度と術前最適化,複雑ヘルニアの定義,記録すべき最低限の情報
嶋田 元・他

●FOCUS
遠隔手術の現在
沖 英次・他

●臨床報告
経過観察中に嵌頓した成人右側Bochdalek孔ヘルニアの1例
中森万緒・他

●病院めぐり
湘南東部総合病院
櫻井嘉彦

  • 更新情報はありません。
    お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。

  • https://gastro.igaku-shoin.co.jp/