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第6回日本在宅医療連合学会大会開催
取材記事
2024.07.31
第6回日本在宅医療連合学会大会が7月20~21日,荻野美恵子大会長(国際医療福祉大:写真1)のもと,「在宅医療を紡ぐ」をテーマに幕張メッセ(千葉市)にて開催された。医学界新聞プラスでは,シンポジウム「在宅医療における医薬品供給の24時間体制の評価——医療用麻薬の供給について」(座長=昭和薬科大・串田一樹氏,けや木薬局・白石丈也氏)の模様を報告する。
◆多職種連携により夜間・休日の緊急対応の負担軽減を
在宅医療では療養者の急変時に医薬品が不足していることが少なからず発生する。特に,緩和ケアに必要となる医薬品供給では,夜間・休日に医療用麻薬が足りなくなる事態が起こりやすい。その時に,日頃から在宅療養者を訪問している薬局と連絡がつかず,主治医(在宅医)や訪問看護師が自ら薬局を探さなければならないケースもある。また,2023年に開かれた第8回内閣府規制改革推進会議の医療・介護・感染症対策ワーキング・グループで「指定訪問看護事業所への薬剤ストック」に関する要望が提出されたように,発熱,疼痛,脱水等による在宅療養者の急変時に医薬品が必要になった際,訪問薬局との連携によって容易に医薬品を入手できる体制の構築が求められている。
「診療と医薬品供給はセットでなければ機能しない」。こう述べた遠矢純一郎氏(桜新町アーバンクリニック)は,在宅緩和ケアに欠かせないオピオイドは薬価が高く,かつ頻用される薬剤ではないため,在庫を常時抱えられる薬局が少なく連携先が限定される現状を共有。医師,看護師,薬剤師による多職種連携と情報共有が,薬剤の事前処方やオピオイド増量などの臨時対応を減らすために有効だとして,薬剤師が常勤し訪問診療記録を薬局と日頃から共有する自院での取り組みを紹介した。しかし「それでも薬剤提供の時間外対応をゼロにはでき...
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