精神看護 Vol.29 No.4
2026年 07月号
特集 アルコール依存症とその看護 私たちが大事にしている関わりと考え@井之頭病院
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アルコール依存症について、「気難しい方が多くて苦手だ」「どう関わればよいのかわからない」「専門治療病棟では何をしているのか詳しく知らない」などといった声を、精神科に携わっている支援者からも聞くことがあります。
井之頭病院では、アルコール依存症を“意志や性格の問題”として捉えるのではなく、病として正しく理解し、その人の生活や過去をも意識した看護実践をしています。
本特集では井之頭病院での実践から、アルコール依存症治療プログラムの全体像と、看護師が大事にしている関わりと考えを共有します。否認や再飲酒などアルコール依存症特有の行き詰まりから生じる看護師側の戸惑いや無力感から、それらをどう捉えて関わっているのかまで、率直な思いもそのままにご執筆いただきました。アルコール依存症とその看護について出会い直すための特集です。
| ISSN | 1343-2761 |
|---|---|
| 定価 | 1,650円 (本体1,500円+税) |
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特集 アルコール依存症とその看護──私たちが大事にしている関わりと考え@井之頭病院
井之頭病院のアルコール依存症治療の全体像
田中則行、木下文彦
アルコール依存症の看護で重視しているマインド
曾澤寛武
苦痛のない解毒と、医療者との信頼構築から始まる
黒澤文貴
関係構築を意識した看護実践
今野恵美
当院のARP(アルコール依存症リハビリテーションプログラム)
岩橋憲
SGMでは“自らの人生に主体性を取り戻す”ことを目指す
星睦
これまでの人生を振り返る酒歴発表
曾澤寛武
余暇時間の工夫──珈琲を楽しもう
佐藤公章
治療の重要な柱としての家族支援
川原場由紀
院内多職種、家族、地域の支援者を交えた合同面接
神田知正
退院後の生活を支える「アルコール・デイケア」
小平勝久
地域の関係機関とのよりよい連携を目指して「アルコール交流会」を毎年開催しています
本山寛子
[対談]病院から地域へ、地域から病院へ
曾澤寛武、谷川寛郎
■特別記事
あなたの言葉が変わると相手の認知と行動にも変化が生じる
徳山明広
腰痛予防と緩和──前傾姿勢のケアは腰痛のもと。すぐにできるセルフケア
関恵子
●新連載 アウトリーチチームの探偵Daytimeスクープ!──暮らしの“七不思議”に会いにいく…1
ACT-Kの再生と、勝負師・赤月さん(仮名)が教えてくれたこと
五ノ坪洋孝(執筆)、小畑力人(調査報告)
●クライシス・プラン──本人と支援者で重ねるブラッシュアップ…3
協働的に考える「プロセス」に本質がある
中村義幸
●患者さんのあの訴え、実はこうだった!…3
「子宮と膀胱を入れ替えられてしまった」など理解しにくい訴えを繰り返す患者さん
細谷真由
●精神症状のある方の身体にまつわる臨床判断…2
「食べる」から「出す」までを通して消化器は患者の変化を映し出す
榎田園子
●書評家・スケザネがたどる、中井久夫はこんなときどう言ったか…6(最終回)
中井久夫の文章を読むことがケアである──災害と戦争、差別といじめ
渡辺祐真
●突撃! あなたの街の対話ロジカルスペース…7
アートを通じ、その人を想像し続ける
星野概念
●当事者研究のスキルバンク…54
本日の研究者:れいちゃん
本日のスキル:顔認証勝手に妄想修正コミュニケーション法
べてるの家
■調査報告
痩身願望に関するSNS検索行動で接する情報の特徴と看護への示唆──Xでの「痩せたい」検索を起点として
岩田芽依、心光世津子
■読者投稿コーナー
自傷と救命のはざま
茂野綾美
■お知らせ
精神科認定看護師への道
日本精神科看護協会





