medicina Vol.63 No.10
2026年 09月号

ISSN 0025-7699
定価 2,970円 (本体2,700円+税)

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特集 プライマリ・ケアにおける患者安全・質改善の地平線

特集にあたって
綿貫 聡

特集を読む前に あなたの理解度チェック!

■第0章 プライマリ・ケアにおける患者安全・質改善の重要性
プライマリ・ケアにおける患者安全──「医療における回避可能な害の排除」という目標は不変
栗原 健

なぜ今,プライマリ・ケアの質評価・改善が重要なのか
青木 拓也

■第1章 診断エクセレンス──「誤診」のスティグマを超えて
日本のプライマリ・ケアにおける診断エラーの実態と疫学
和足 孝之

臨床推論の認知心理学──「System1」の暴走をどう防ぐか
林 有紗・志水 太郎

小児救急・外来におけるピットフォールと教訓
鉄原 健一

safety-netting:不確実性を共有するコミュニケーション技術
天野 雅之

診断プロセスへの患者参加:「speak up」を促す環境づくり
井上 恵子

紹介状から始まる診断学習──返書を「結果報告」で終わらせないために
板金 広

■第2章 在宅医療という「非管理空間」のリスク管理
在宅医療における安全の再定義
佐々木 淳

訪問看護師が見た「インシデント」:多職種連携の断絶を防ぐ
伊藤 寿英

在宅医療における医療機器管理トラブルシューティング
土谷 周平

生活の場の感染対策:持ち込まない,広げない
高山 義浩

■第3章 処方カスケードを断ち切る──ポリファーマシー対策
「減薬(deprescribing)」の安全科学
矢吹 拓

処方カスケード:副作用を「新たな病気」と誤認しないために
吉田 英人

薬局・薬剤師との協働:疑義照会と安全情報フィードバックの実際──疑義照会は医療の質と安全を支える情報統合・協働プロセス
八田 重雄

睡眠薬・抗不安薬・抗精神病薬の適正使用と出口戦略
別所 千枝

■第4章 デジタルヘルスとハイブリッド診療の安全規範
オンライン診療の「見落とし」リスクとトリアージ基準
織田 良正

診断支援AIと「自動化バイアス」──医師は思考停止をどのように回避するのか
原田 侑典

断片化された診療情報の統合と個人健康記録(PHR)の可能性
大沼 裕

診療所の情報セキュリティ対策──クラウド時代に「診療を止めない」ための備え
宮﨑 海理

■第5章 組織文化・教育・制度設計
小規模診療所における「責めない」安全文化の醸成──心理的安全性に基づく学習するチームづくり
田原 佳代子

医師の働き方改革と患者安全
谷口 智也

卒前・卒後教育への「患者安全」カリキュラムの統合
清水 郁夫

プライマリ・ケアにおけるインシデント報告制度の限界と未来
上松 東宏

プライマリ・ケアにおける災害時の安全確保と事業継続
小浦 友行

ワクチン接種間違いの防止:現場での実践から
崎山 弘

法的紛争に飲み込まれないようにするための心得とコツ
浅川 敬太

プライマリ・ケアにおけるケア移行の断絶に橋を架ける──マルチモビディティ時代の安全管理
大浦 誠


●暮らしと微生物 身の回りのモノから読み解く感染症⑨
高齢者施設での感染症の広がり:集団生活のリスクと予防
伊東 完

●ここが知りたい! 欲張り神経病巣診断(62)
急に体が勝手に動き出す!?──高齢者で体が急にぴくつく疾患/レム睡眠行動異常症
難波 雄亮

●医療現場から始めるLGBTQ+へのケア いま,医療者にできること⑨
ライフステージを通じたプライマリ・ケア~初診から高齢期まで,すべての医療者ができること~
比嘉 研

●目でみるトレーニング
岩崎 靖・梶原 祐策・大内田 良真

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