特集 地域連携と病院経営
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社会の高齢化により,医療介護生活の複合ニーズを持った高齢患者が増加している.在院日数の短縮や重症度,医療・看護必要度による制限がなされ,一般病床はこうした高齢患者の入院期間の適正化のために,地域の他の医療機関や介護施設とより一層の前方連携,後方連携を求められている.そして,診療報酬,介護報酬においても,こうした連携が高く評価されており,連携の強化は,病院の経営に直結する.
そこで本特集では,連携に関する施策の動向を解説し,連携に積極的に取り組んでいる地域および施設の事例について紹介する.
ISSN | 0385-2377 |
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定価 | 3,300円 (本体3,000円+税) |
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特集 地域連携と病院経営
■Interview
地域連携を進めるために必要なこと
高橋 肇/聞き手:松田 晋哉
扉/本特集の論旨が分かるPoint一覧
今後の病院経営に必要な連携の考え方
松田 晋哉
地域連携ICTと医療介護連携サマリーを用いた連携
岡田 晋吾
済生会熊本病院における高齢者救急の適正化のための前方連携
松岡 佳孝
医療福祉介護複合体の機能をいかす済生会唐津病院における連携の実践
梶原 順・園田 孝志
地域包括ケアシステムの“実り” 岡山県医師会の熱き10年間
松山 正春
●アーキテクチャー×マネジメント[120]
台湾の産後ケアセンター(產後護理之家)
江 文菁
●医療機関で起きる法的トラブルへの対処法[45]
問診・検査に関する注意義務
堀田 克明
●事例と財務から読み解く 地域に根差した病院の経営[49]
一般財団法人永頼会 松山市民病院──「市民の市民による市民のための病院」経営と組織風土の醸成
堀之内 重人
●臨床医が病院長になった日[13]
見える世界が変わるとき──臨床医から病院長へ
橋口 陽二郎