訪問看護と介護 Vol.29 No.3
2024年 05月号

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「在宅で療養中の心不全患者の急性増悪、それに伴う再入院を防ぐ」。
そのためには、患者の暮らしの営みとそこで生じる心負荷との関係を見て、心不全増悪に関わる生活要因を解消する手立てを講じる必要があります。
ただし、暮らしのスタイルは十人十色。
日々を過ごす自宅環境はさまざまで、行動習慣も人の数だけバリエーションが存在します。
ひと口に「生活要因」と言っても、具体的な介入法は個別に見出さねばなりません。
本特集は、心不全増悪の生活要因を解消するためのアイデア集です。
実践家の皆さんから、療養者が『苦しい』という自覚症状なく、「安定した生活を送れるようになった」という工夫をたくさん教えてもらいました。
それらは、一人ひとりの生活の文脈でのみ力を発揮する工夫かもしれません。
しかし、訪問看護師ならではのアイデアの集積です。
読者の皆さんの実践を充実させるヒントが見つかるはずです。

ISSN 1341-7045
定価 1,650円 (本体1,500円+税)

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特集 心不全増悪の生活要因を解消する68のアイデア
企画協力:CHFEホームケアネットワーク

在宅療養中の心不全患者の特徴と、サポートすべきこと
白川大樹/東田雪絵/高取幸恵/植村優衣/藤井由美/瀧本晶子

心不全増悪の生活要因を解消するアイデア集
白川大樹/東田雪絵/高取幸恵/植村優衣/藤井由美/瀧本晶子


■特別記事
訪問看護で求められるのは、「ACP+G」だ──「Grant(叶える)」までのプロセスに、訪問看護の価値が宿っている
平山司樹

■実践報告
訪問看護ステーションにおける医療的ケア児への特定行為──特定行為研修修了看護師による胃ろうカテーテル交換の取り組み
小野勝美/並木知佳


●生活の輪郭・9
遠くを見つめる
尾山直子

●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・162
ウェルビーイングを目指す
秋山正子

●場面・状況別で見る、訪問看護の臨床判断・2
退院調整カンファレンス
佐藤文俊

●新米マネジャー時代のここだけの話・3
豪雨の夜の緊急訪問
野崎加世子

●暮らしの手触り・8
アンラーニングという学び
坂井雄貴

●“日常使い”の在宅の医学・5
意識──異常があっても慌てず対応しよう
安池純士/佐々木淳


■レポート
こちら現場からお届けします!
神谷由香

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