訪問看護と介護 Vol.29 No.2
2024年 03月号

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医療的ケア児は増えています。厚労省によれば、在宅で過ごす医療的ケアを要する児(0~19歳)は増加傾向にあり、約2万人に上ると推計されています。
訪問看護は、そうした医療的ケア児の暮らしをサポートする重要な資源の一つです。ニーズの拡大やその切実度を考えれば、今後、一層多くの訪問看護師がここに参画することが望まれます。
とはいえ、現場には小児へのケアに習熟した人が集まるわけではありません。むしろ、「訪問看護に来て初めて病気や障害を持つ子どもと関わることになった」という人が少なくないはずです。
そこで今回、小児訪問看護に情熱を注ぎ込んできた実践家たちの声を集めました。長らく子どもたちが暮らす場に訪問し、サポートを続けてきた人たちの声です。
小児訪問看護を行うにあたっては何を大事にすべきか。
絶対に外してはいけないことは何なのか。
小児訪問看護に取り組むにあたって知っておきたいことが浮き上がってきました。

 

「医療的ケア児」
NICU等に長期入院した後、引き続き人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養等といった医療的ケアが日常的に必要な児童のこと

ISSN 1341-7045
定価 1,650円 (本体1,500円+税)

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特集 小児訪問看護で絶対に外しちゃいけないこと

■座談会
小児訪問看護では何を見て、どうケアをすべきか──“特化型”の看護師に聞いた!
小淵朋子/高野典子/岡田理沙/小倉遊/佐藤文俊

■診療報酬算定はできないが、必要に迫られ行っていること──暮らしの豊かさを求めた現場の実践
部谷知佐恵/岡田摩理/市川百香里/赤羽根章子/遠渡絹代/濱田裕子/泊祐子


■特別企画/座談会
「最期のそのときまで自分らしく暮らす」、そのための看護とは──多様化する「住まい」から考える
秋山正子/市原美穂/宇都宮宏子/中村順子

■特別記事
訪問看護師による金銭管理支援──暮らしの安定をもたらす看護ケアになった事例より
渡邉怜子

AIの躍進、訪問看護はどう変わるか──看護師とAIとが協働する未来
岡本茂雄


●新連載 場面・状況別で見る、訪問看護の臨床判断・1
契約業務
佐藤文俊

●生活の輪郭・8
美しさについて
尾山直子

●在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・161
住まいの大切さ
秋山正子

●新米マネジャー時代のここだけの話・2
あぁ、奥深き「連携」
野崎加世子

●暮らしの手触り・7
同じ「まち」の住人として
坂井雄貴

●“日常使い”の在宅の医学・4
皮膚・傷──自分たちでできること/実は急を要すること
安池純士/佐々木淳


■レポート
HOUMONホットライン
門元記子

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