保健師ジャーナル Vol.80 No.5
2024年 10月号
特集 乳幼児健診の意義と保健師の関わり 5歳児健診の標準化に向けて
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2023年に閣議決定された「こども未来戦略」において、今後3年間の集中的な取り組みである「加速化プラン」の具体的な施策の1つとして、乳幼児健診の推進が掲げられた。そこで本特集では、乳幼児健診について、実施する意義や目的を正しく理解するとともに、特に5歳児健診に取り組んでいる自治体での好事例から実施方法や健診後の支援体制を学び、健診を通じて求められる保健師の役割を考えたい。
ISSN | 1348-8333 |
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定価 | 1,760円 (本体1,600円+税) |
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特集 乳幼児健診の意義と保健師の関わり──5歳児健診の標準化に向けて
■乳幼児健診の実施状況と今後のさらなる推進に向けた施策
栗嶋クララ、吉川裕貴、木庭 愛
■乳幼児健診の意義と保健師の役割
小倉加恵子
■5歳児健診の実施方法および問診等のポイント
永光信一郎
■5歳児健診で保健師に期待される役割と能力──全国調査の結果を踏まえて
山口 忍
■5歳児健診と就学までの途切れない支援──鈴鹿市の取り組み
茂木ちあき
■顔の見える関係を最大限に生かした5歳児健診──日之影町の取り組み
古江美樹
■Pickup
名古屋市北区における住民主体の健康まちづくりに向けた取り組み──地域診断を活用した学区ワークショップからの展開
岡嶌真木子、平田真季、井上貴広、横山由香里、近藤克則
■FOCUS
アレルギー疾患の「保健指導」を推進する──アレルギーを考える母の会の取り組み
長岡 徹、園部まり子
■調査報告
A県市町村の分散配置保健師の実態と教育・研修ニーズに関する調査
田上 豊、黒田真由美、澤登智子、田邉奈緒子
■活動報告
ナッジを活用した子育て世代向けロコモ予防の取り組み「東区ロコモ啓発実証事業」
後藤 泉、益永裕子、佐藤菜々子、松崎充代、道津美紀、岩村 倫、堀亜由美、野元正子、赤塚永貴、渡邉理恵
●みんなで活かそう! 私たち保健師のコアバリューとコアコンピテンシー・2
「プロフェッショナルとしての自律と責任」「科学的探究と情報・科学技術の活用」
岡本玲子、前田 香、遠藤雅幸、古橋完美
●命をつなぐ災害復興法学 被災者を支えるお金とくらしの話・2
災害関連死を防ぐ避難所の環境整備 災害救助法の徹底活用と避難所TKB
岡本 正
●成果につながる保健指導 対象を読み解く病態理解とアセスメント・5
高血糖・糖尿病の保健指導
野口 緑
●ひきこもり状態にある本人と家族への訪問支援 こころの扉が開くとき・10
訪問支援を受けてから自分らしい働き方を見出すまでの心理的変化
斎藤まさ子、船越明子