保健師ジャーナル Vol.80 No.4
2024年 08月号

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2024年度から、母子保健と児童福祉が一体化した「こども家庭センター」が市区町村の努力義務として始動した。本特集では、こども家庭センター設置の趣旨や先行する取り組み事例を紹介する。今後、こども家庭センターを子育て支援の拠点としてさまざまな地域資源と連携し、保健師の専門性をより発揮していくためにはどうするべきか。そのヒントを探りたい。

ISSN 1348-8333
定価 1,760円 (本体1,600円+税)

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特集 こども家庭センターで発揮する、保健師の専門性

■こども家庭センターの役割と保健師への期待
内田愛子

■保健と福祉の一体的支援へのパラダイムシフトに対応する保健師の役割
中板育美

■伴走型支援の要となるサポートプラン作成のポイント
上野昌江

■松山市における母子保健と児童福祉の協働──すくすく支援課とこども相談課の協働による一体的な支援への取り組み
髙田美紀

■調布市における母子保健と児童福祉の協働──チームで取り組む予防的支援
川手智子、鵜篭千恵、柴田美保子


■Pickup
ケアと暮らしを編集するとは?──行政と非営利団体から始める兵庫県但馬地域のまちづくり
守本陽一

■特別記事
力を合わせて明らかにした私たち保健師のコア
岡本玲子、岸 恵美子、松本珠実、臺 有桂

■FOCUS
フィンランドから学ぶ学校保健の在り方
横山美江、Merja Männistö、Johanna Jylhä-Ollila、緒方靖恵、Takako Uchida

■活動報告
中学生を対象とした性から生を考える教室──山口県岩国市における思春期教室の取り組み
岡﨑由起

「全国児童相談所保健師のつどい」の始まり──2019年からの歩みとこれから
安藤継子、杉山眞澄、藤田登志美


●新連載 みんなで活かそう! 私たち保健師のコアバリューとコアコンピテンシー・1
「健康の社会的公正」「人権と自律」「健康と安全」
岩本里織、麻原きよみ、岸 恵美子、臺 有桂、松本珠実、三森寧子

●新連載 命をつなぐ災害復興法学 被災者を支えるお金とくらしの話・1
大災害で被災するとはどういうことか? 被災したあなたを助けるお金とくらしの話を知る
岡本 正

●成果につながる保健指導 対象を読み解く病態理解とアセスメント・4
高血圧の保健指導──考え方と展開
野口 緑

●ひきこもり状態にある本人と家族への訪問支援 こころの扉が開くとき・9
社会とのつながりが維持されるのを見守る
船越明子

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