特集 手術支援機器 百花繚乱! ロボットとデバイスホールダー〔特別付録Web動画付き〕
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2018年に消化器外科領域でロボット支援手術の保険適用が承認されて以来,この領域における同手術の普及と発展は目を見張るものがある.従来,手術支援ロボットといえばIntuitive Surgical社のda Vinci一択であったが,最近ではMedtronic社のHugo,国産ではメディカロイド社のhinotori,リバーフィールド社のSaroaなど,複数の機器が臨床の場で使用できるようになった.また少し視野を広げると,スコープや鉗子を把持して術者をサポートするデバイスホールダーにも最新のテクノロジーが応用され,単にデバイスを固定する器具以上の機能を発揮するようになった.これらの機器にはそれぞれ特徴があり,実際の手術で使用するうえでの工夫が必要となる.本特集では,各機器の特徴や実際の手術での使用法について,この領域のエキスパートに解説していただいた.
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ISSN | 0386-9857 |
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定価 | 3,080円 (本体2,800円+税) |
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特集 手術支援機器 百花繚乱!──ロボットとデバイスホールダー
■総論
消化管外科領域のロボット支援手術の歴史
菊地健司・他
肝胆膵外科・移植外科領域のロボット支援手術の歴史
板野 理・他
■手術支援ロボット
Da Vinci Xiの特徴と手術の実際:食道切除術
坊岡英祐・他
Da Vinci Xiを用いた手術の実際:膵頭十二指腸切除術
松本 萌・他
Da Vinci SPの特徴と手術の実際:肝切除
勅使河原 優・他
Da Vinci SPを用いた手術の実際:大腸手術
廣 純一郎・他
hinotoriを用いた手術の実際:食道切除術
小野航平・他
hinotoriを用いた手術の実際:胃切除
三ツ井崇司・他
Hugoの特徴と手術の実際:幽門側胃切除術
小濵和貴・他
Hugoを用いた手術の実際:大腸手術
三代雅明・他
Saroaの特徴と手術の実際:S状結腸切除術
花岡まりえ・他
■デバイスホールダー
IvyA1の特徴と手術の実際:消化管手術
稲木紀幸
ANSURの特徴と手術の実際:S状結腸切除術
長谷川 寛・他
センハンスの特徴と手術の実際:ヘルニア修復術・胆囊摘出術
永田直幹・他
センハンスを用いた手術の実際:大腸癌手術
大和美寿々・他
●腹壁ヘルニア修復術道場・5
腹壁瘢痕ヘルニア手術① 正中腹壁瘢痕ヘルニア──(i)IPOM(4cmまでのもの),OpenRS,MILOS
井谷史嗣
●FOCUS
肝細胞癌の切除可能性分類の提唱
進藤潤一
●病院めぐり
石川県立中央病院消化器外科
角谷慎一
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