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第2808号 2008年12月1日


IFMSA-Japan総会開催!


 国際医学生連盟日本(International Federation of Medical Students' Association Japan;IFMSA-Japan)の第6回日本総会が10月11-13日,国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)にて開催された。食糧・文化・自然災害などの世界中の問題に対する取り組みを紹介するさまざまなイベントが行われた。

 IFMSA-Japanは,1951年に設立された国際NGOである国際医学生連盟の日本支部で,全国の医療系学生の手で運営されている。IFMSA-Japanの活動の一つに,臨床および基礎医学における交換留学がある。毎年,日本の留学希望者と海外の留学希望者が,交換留学を実施しているのだが,その舞台裏ではIFMSAの学生たちが,留学前の書類準備や来日した学生のサポートなど,さまざまな仕事をこなしている。

 本総会では,大学留学責任者トレーニングプログラム(LTP)が開かれ,全国から集まった交換留学担当者が,留学のサポートにおいて難航するポイントを出し合い,解決策を相談。「ホストファミリーがなかなか見つからない」という誰もが抱える悩みや,「海外からの留学生への,うっとうしいと思われない程度のサポートってどれぐらい?」など,学生たちの思いやり深さを感じさせる悩みもあった。最後に,この総会を運営した学生の声をご紹介したい。

岩根 成豪さん(臨床交換留学部門責任者/兵庫医大2年)
 今回のLTPのテーマは「No Border」でした。これは各地域で大学間での交流を盛んに行い,それが全国に広がることによって交換留学全体の活性化につながることをめざしています。そして,この素晴らしい交換留学をより多くの人に理解してもらい,発展していくことを願っています。また,この活動は学生主体とはいえ,大学や病院関係者の皆様の協力なしには行えませんので,これからもわれわれ学生の活動を温かく見守っていただけると幸いです。

佐藤 峰嘉さん(IFMSA-Japan代表/北大3年)
 今回の日本総会では,約340名の医学生・医療系学生が3日間のプログラムに参加しました。上述の臨床・基礎医学交換留学部門のほかにも,公衆衛生,人権と平和,性と生殖,医学教育などの分野でIFMSA-Japanは活動しています。日本総会はそのようなさまざまな分野において日本全国で普段活動している学生が直接顔を合わせる貴重な機会です。参加者全員がこの3日間お互いに刺激しあい,何か新しいことを学びとることができていたらと思います。