助産雑誌 Vol.80 No.3
2026年 06月号

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 急速に進む出生数の減少,分娩取り扱い施設の集約化,ハイリスク妊娠・分娩や麻酔を用いた経腟分娩の増加など,周産期医療を取り巻く状況は大きな変化を迎えています。助産師の役割が問い直されるなか,産後ケアや包括的性教育,思春期・更年期を含めた生涯にわたる女性の健康支援など,助産所をはじめ病院以外の場所での活躍も期待されています。
 「助産師という仕事」を次世代につないでいくことは,教育現場のみならず,臨床現場も含めた全ての助産師にとって無関係ではありません。課題が山積するなかで未来を志向するためには,「これからの助産師像」をそれぞれの立場から描き,そこに向かって共に取り組むことが必要です。問題提起をしつつ,未来に向かう希望を模索する特集です。

ISSN 1347-8168
定価 2,090円 (本体1,900円+税)

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特集 「これからの助産師」をどう育てるか──さまざまな立場から助産師教育を考える

助産師教育を取り巻く現状と課題
村上明美

■「これからの助産師」に求められることと助産師教育
【医師の立場から】
「変化」を正しく見極めよう
海野信也

自分の経験と医師・看護職教育を通して考える
杉山 隆

【助産学生を育てる立場から】
助産師教育の転換期──分娩介助経験の確保と質の高い実践能力育成の両立
正岡経子

【生涯教育を支援する立場から】
Respectful Maternity Careの実現に向けた助産師のキャリア形成──助産学共用試験の実施とアドバンス助産師の養成
堀内成子

【助産を研究する立場から】
実践と研究に必要な3つの力
片岡弥恵子

【日本助産師会から】
生活に密着した支援を担い,女性と家族の多様な人生に継続的に寄り添う専門職へ
髙田昌代

■助産師教育における改革
助産学共用試験(助産学CBT・助産学OSCE)とは何か
谷口千絵

■MESSAGE
学生/受験者から見た助産学CBT・助産学OSCE──知識を臨床に結び付け,実践する基盤になる
大津友花

臨床助産師/標準模擬患者から見た助産学OSCE──学生の成長が質の高いケアにつながる
須藤 環

教員/評価者から見た助産学CBT・助産学OSCE──教員として,教育の成果を実感する機会
服部律子

管理者/実習受け入れ施設から見た助産学CBT・助産学OSCE──助産師学生としての姿勢が保証される
石川紀子


■特別記事
産科管理加算が描く周産期医療の未来──助産師の専門性と地域包括ケアを軸にした新たな体制整備
福井トシ子

■実践報告
夜間帯における超緊急帝王切開対応プロトコールと多職種連携シミュレーション
高口千明,甲斐田 楓,松木睦美,住吉陽子,西坂美佐,大橋知子,椎葉美千代


●新連載 日本赤十字社助産師学校 教育実践の足跡[1]
日本赤十字社助産師学校の変遷と現状
近藤良子

●うまれてくる風景[21]
繁延あづさ

●母子家庭の生きる知恵から「支援」を捉え直す──じじっかの思考デザイン[8]
みかん(未完)の穴
中村美穂

●助産師の臨床推論を学ぼう![9]
異常を見逃さない!「性器出血」③──妊娠中・後期編
Case 9 前置胎盤
伊藤美栄

●フランスの出産支援制度と助産師[4]
「正常な経過」をケアする開業助産師──人生の節目で健康を損なわないために
髙崎順子

●りれー随筆[470]
産声のその先へつなぐバトン──最高の黒子になる
渡邊由香

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