看護教育 Vol.67 No.2
2026年 04月号
特集 実習指導のお悩み、解決します! 現場の知恵、集めました。
もっと見る
近年、看護基礎教育においては学生の多様化や臨地実習の複雑化が進み、実習指導者・教員が日々直面する実習指導のリアルな悩みは、ますます多層化しています。一方で、そうした悩みにどのように向き合い、他の教員がどのような工夫や解決を行っているのかといった実践知を共有する機会は限られています。
本特集では、現場の先生方の切実な困りごとを起点に、実践に根差した具体的な支援の視点やアプローチを、Q&A方式で提示します。第1部「学生との関わりで、ここが気になる!」では、「やる気がないようにみえる」「公平・平等な指導が難しい」「イライラしてしまう」といった日々の関わりの中で生じる戸惑いを取り上げ、対応のヒントや考え方を探ります。第2部「ここが知りたい実習指導」では、実習指導における定番の悩みに加え、近年とくに注目される発達障害への支援や思考発話の実践について、多様な先生方にお答えいただきました。第3部「AIと実習指導」では、最近話題の生成AIを取り上げ、実習での活用の可能性と留意点の両面をご紹介します。
日々の実習指導に向き合う先生方にとって、本特集に登場する多くの実践知が、明日からの実践を見つめ直す一助となることを願っています。
| ISSN | 0047-1895 |
|---|---|
| 定価 | 2,860円 (本体2,600円+税) |
更新情報
-
更新情報はありません。
お気に入り商品に追加すると、この商品の更新情報や関連情報などをマイページでお知らせいたします。
- 収録内容
収録内容
開く
医書.jpにて、収録内容の記事単位で購入することも可能です。
価格については医書.jpをご覧ください。
特集 実習指導のお悩み、解決します!──現場の知恵、集めました。
■第1部 学生との関わりで、ここが気になる!
消極的にみえる学生にどう関わればよいでしょうか?
水引智央
特に心配な学生の対応に時間をかけすぎて、他の学生に公平な指導ができません。
水引智央
学生指導中にイライラしてしまいます。冷静になれない時、どうすればよいでしょうか?
榎田園子
学生から「私、看護師向いていないかもしれません」と言われたら、どう反応すればよいでしょうか?
榎田園子
気が利かない学生にどう関わればよいでしょうか? 必要な場面で動けない学生に戸惑っています。
高橋聖子
毎日の実習の振り返りが、どうしてもダメ出しの時間になってしまいます。
高橋聖子
■第2部 ここが知りたい実習指導
「発達障害かな?」と思う学生への実習支援に困ったら
川上ちひろ
看護について学生の思考が発展しないと感じた時、どう支援すればよいでしょうか?
角野雅春
実習指導者、スタッフ間で実習の認識に差があり、学生のレディネスと求められる水準が合っていません。
水引智央
実習前、学生の医療安全意識を高める実践を教えてください。
榎田園子
看護師としての思考や実践の意図が、初学者である学生にうまく伝わりません。
池田葉子
現場の看護師にはまだ、思考発話が浸透していません。現場にどう広めていけばよいでしょうか?
高宮庸司郎
■第3部 AIと実習指導
実習で学生が生成AIを使うのは避けられないと思います。気をつけることは何ですか?
永井 翔
看護計画・記録の作成の補助として、生成AIを安全かつ効果的に活用するには?
永井 翔
■巻頭インタビュー
障害とケアに、アートは何ができるのか
大崎晴地さん
■焦点
美容看護学の成立の意義と国内外での位置づけ──美の倫理とケア文化の再生を目指して
山住康恵
中堅期看護教員スキルアップ研修会の意義──年間を通した研修プログラムの効果
水澤晴代
優しさを土台とした臨床判断の再構築──A Reframed Clinical Judgment Model Grounded in Compassion
佐藤尚治
■レポート
丹波市立看護専門学校の終末期看護教育──寺院・葬儀社と協働する死生観の醸成
大槻弥生、上田 恵
■実践報告
国際オンライン協働学習(COIL)を通じた健康教育に関する学術的学びの促進──看護学科と教育学科におけるタイ・マヒドン大学との連携事例から
岡本菜穂子
●授業・演習・実習をつなぐ協働の力──大学と病院が共に創る看護基礎教育・1[新連載]
看護基礎教育における協働体制の構築
長田恵子、藤村朗子、中村博子、杉山学子、菱沼啓子
●知を結び、実践を育むポラリス発の看護教育・2
臨床判断を中心に置く実習をやってみた!
菅野由美
●「なぜそう考えた?」を語れる学生に──臨床判断を支える論理的思考力の育て方・2
基礎看護技術科目における論理的思考教育の実践
宮下苑熏、金子多喜子、神宮寺陽子、福澤一𠮷
●実録! 実習で本当にあった看護学生のすべらない話・6[最終回]
毎日がバラエティ♪
高橋聖子
●偏見・差別を科学する──社会心理学を学びながら医療現場を振り返る・9
責任帰属と喫煙者
木村映里
●看護教員のつぶやき・10
「よい看護師とは何か」をテーマに初年次学生の専門職アイデンティティを育む取り組み──臨地看護師と協働して
飯野矢住代、浜谷千枝子、与座 優






