看護管理 Vol.35 No.2
2025年 02月号
特集 包括的食支援における看護の役割 診療報酬改定を契機に,看護サービスの質を再考する
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2024年度診療報酬改定のトピックスの1つに,患者のADL低下防止を図るための早期からの取り組みに対する評価があります。これは,急性期病院においても医原性の廃用症候群を防ぎ,患者が自分らしく生き続けることを支える,切れ目のないケア体制の構築・強化が求められていることの表れと言えるのではないでしょうか。
本特集では,特に食支援に焦点を当て,包括的食支援を進める中で看護職の果たすべき役割を考えるとともに,その根源にある生活者としての患者の思いの尊重と臨床倫理について再考します。
ISSN | 0917-1355 |
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定価 | 1,870円 (本体1,700円+税) |
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特集 包括的食支援における看護の役割──診療報酬改定を契機に,看護サービスの質を再考する
■【座談会】
今こそ求められる包括的食支援──患者の生きる力を支える看護の役割とは
杉原多可子/小山珠美/竹市美加/会田薫子
■【座談会を受けて】
誰のためのケアか──看護が食べる支援をすることの意義
秋山智弥
■【実践報告】伊勢原協同病院の取り組み
患者の摂食機能を包括的に支援するための院内におけるチーム連携体制の構築
神保京美
[コラム]スタッフの立場から見た包括的食事支援体制の実際
石黒慎一
■【実践報告】桜十字病院の取り組み
包括的食支援の体制構築
建山 幸
■【実践報告】関西メディカル病院の取り組み
時代を読む──患者の生きる力を支える看護管理者の役割
杉原多可子
[コラム]ICUにおける摂食機能療法の実践と展望
岸本真由美
[コラム]内科病棟でのミールラウンド実施の効果と今後の展望
佐野宣子
■巻頭シリーズ
臨床と研究をつなぐ──若手研究者から看護管理学の発展に向けて②
看護職がいきいき働ける持続的な組織・看護提供体制を目指して──幅広い視点による多様なアプローチ
木田亮平
■NAレポート
看護師が“定着してしまう”採用面接とは?
医学書院 Webセミナーレポート
●政策をヒントに,看護管理をブラッシュアップ⑬
産科医療──制度上の特殊性
小野田 舞
●1人ひとりの看護実践論と概念化能力を育む⑪
看護実践の概念化促進学習システムとしての陣田塾
陣田泰子/本舘教子/津田泰伸
●読んでおきたいビジネス書㊻
『駆け出しマネジャーの成長論』──7つの挑戦課題を「科学」する
間杉俊彦
●24時間戦えません 看護職と睡眠の深い世界⑫(最終回)
体内時計が鼓動するリズムの不思議
若村智子
●これからの臨床現場を支えるために㊳
米国におけるトラベルナースの現状
岩間恵子
●おとなが読む絵本 ケアする人,ケアされる人のために(217)
あべ弘士 シートン動物記を描く
柳田邦男
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