助産雑誌 Vol.79 No.2
2025年 04月号

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 本特集は,さまざまな背景を持つ6人の女性が,自身の妊娠・出産について語ったインタビューを集めて構成しています。その妊娠・出産がどのような経験だったのか,またその女性の人生においてどのような意味があったか,ということを,振り返ってお話ししていただきました。
 その言葉に耳を傾けると,妊娠・出産が女性の人生において大きな転機になると共に,強さの源泉にもなりうることが見えてきます。その場に立ち合う助産師の仕事の重要性もまた,くっきりと浮かび上がってくるようです。
 どのようなお産を目指せばいいのか,どのように関わればいいのか,ヒントは全て女性たちの言葉の中にあるはずです。バースレビューやお産の振り返りで,より深く「聴く」ためのヒントと共にお届けします。

ISSN 1347-8168
定価 2,090円 (本体1,900円+税)

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特集 「私のお産」はみんな違う──それぞれの背景,経験,想いを聴いたロングインタビュー集

【インタビュー】
夫の闘病と死と,家族で迎えた出産
長谷川星香さん

18トリソミーのわが子の幸せなお産と,特別養子縁組でもう一人のわが子に出会うまで
志賀志穂さん

性自認は女性,性的指向も女性である私の妊娠・出産と子育て
かんさん(仮名)

私の助産所での出産と,映画『1%の風景』で撮りたかったもの
吉田夕日さん

つらかった最初の帝王切開出産と産後の経験,そして二回目の帝王切開のために私が準備したこと
オトハナさん(仮名)

助産院で愛情に満たされて産んだ二人の子どもの妊娠・出産
ゆきこさん(仮名)

【より深く聴き,ケアにむすぶために】
出産の語りをいかに聴くか
安田裕子


■実践報告
「すべてのあなたのお産,私たちが応援しています」ポスターをつくりました
山田明佳/登坂有紀子/福澤利江子


●うまれてくる風景[14]
繁延あづさ

●母子家庭の生きる知恵から「支援」を捉え直す──じじっかの思考デザイン[2]
2歩踏み込む
樋口由恵

●助産師の疑問に答える!実践的おっぱい講座[8]
多角的な「胸」の知識──授乳期における乳房疾患の多職種連携を目指して
Satoko Fox

●型破りでオリジナルな 性教育の舞台裏[2]──行政・教育・地域を巻き込むノウハウ
「いのちの授業」でもっとも配慮していること
直井亜紀

●りれー随筆[463]
天使ママの笑顔
村田まどか


■この本,いかがですか?
『ナイチンゲール助産論 Introductory Notes on Lying-in Institutions』
堀内成子

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