看護教育 Vol.66 No.6
2025年 12月号
特集 課題をとらえ、新たな教育を自らつくるために カリキュラム評価・開発のヒント
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保健師助産師看護師学校養成所指定規則の第5次改正を受け、新カリキュラムが導入されて3年が経過しました。本改正では、地域・在宅看護論の位置づけの変化や自由裁量の単位設定など、それぞれの地域、教育機関ごとの特色がより求められるようになりました。
18歳人口も減少し、また、求められる看護師像も変化していく中、個性と魅力あふれた次世代の看護教育を実現するためには、次回指定規則の改正を待つことなく、教員自らが地域・社会を含めた医療の課題をとらえ、現行のカリキュラム、教育内容を刷新していくことが求められます。
そこで本特集では、カリキュラム評価の重要性や課題、実践例をご紹介します。今後のカリキュラム評価・開発の指針の1つとなれば幸いです。
| ISSN | 0047-1895 |
|---|---|
| 定価 | 2,860円 (本体2,600円+税) |
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特集 課題をとらえ、新たな教育を自らつくるために──カリキュラム評価・開発のヒント
なぜ、カリキュラム評価が必要なのか
池西靜江
鹿児島医療技術専門学校におけるカリキュラム評価
池西靜江
カリキュラム評価の課題と取り組むためのヒント──「看護師等養成所における教員のカリキュラム開発力に関する研究」を基に
吉田文子
【インタビュー】カリキュラム・マネジメントの基本と実践に向けて
藤江康彦
時代や地域のニーズからつくり上げるカリキュラム開発とその評価──東京都立看護専門学校の実践から
大竹由美子、渕野佳澄、小川隆美、小池邦美、中島香緒里、田中貴代、柳本 幹、佐藤友美子、齋藤千明
多様化・複雑化する社会において看護師の役割を見いだすためのカリキュラムの構築と評価
椎津美里、石橋佳子、堀 延之
シームレスな看護基礎教育と継続教育を目指すコンピテンシー基盤型カリキュラムの設計
西村礼子
■巻頭インタビュー
論理を切り替える知と、共感が照らす私たちの未来
渡邉雅子さん
■焦点
看護実践力のコア科目設定を中心とした、新しい発想でのカリキュラム編成──湘南医療大学での取り組み
山勢善江、小林紀明、片山典子、牛田貴子、川本利恵子
■特別記事
【研究報告】メタ認知を育む実地指導者研修の提案
日髙朋美
●すれ違わないためのパーソナリティ心理学・6 [最終回]
シャイは弱さではない!多様性を活かす教育の視点
稲垣 勉
●実録! 実習で本当にあった看護学生のすべらない話・5
「疑惑の夫」欠席裁判の行方はいかに……
高橋聖子
●偏見・差別を科学する──社会心理学を学びながら医療現場を振り返る・7
心理的リアクタンスと医療不信
木村映里






